【読書感想】東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』
2018/10/14 久しぶりの再読本。
東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』
活字ならではのトリック。活字でなければ成立しない世界。ほんとお見事。
文字に対しての視野が広がるこの感覚は何だろう。漢字一文字でひっくり返るって凄すぎる。ある意味とても文学的。
登場人物たちがノックスの十戒っぽく作っていくシーンが、ミステリ小説界への揶揄っぽくて笑えた。「フェアとかアンフェアとか、がたがた言うな」には爆笑。閉ざされた雪の山荘というありがちな設定も喧嘩腰でいいな、と思ったりした。
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