2022年3月から4回にわたり行いました『素問から学ぶ漢方の基本知識』のセミナーは成功裏に終えることができました。 次回のセミナーも現在申込受付中です。 「素問」から「新型コロナ」まで 陰陽五行の考え方と本質からお伝えしていきたいと思いますので ご興味を持たれた方はぜひご参加ください。 ■■□―――――――――――――――――――□■■ 『素問から学ぶ漢方の基本知識』(全4回) ≪開催概要≫ 開催日程:毎月・第3土曜日 午後1~4時 最少人数:5名(5名集まり次第開催
病の本質を知ることを怠れば病気の根治はできません 現在、日本において実践されている多種にわたる生薬を用いた治療は、主にエキス剤によるものです。そしてそれは「傷寒論」や「金匱要略」を原典とした処方が中心となっています。私が考察するに、この二点の文献による処方内容は、どちらかというと日々生活していく上で生じる様々な症状をなくすことが中心となっており、その奥に潜む病の根源をつくものは少ないように思われます。 なぜそういった考えに至ったのか。それは「素問」の本質を理解しないで構築
間違った処方では人は治せない ~正しい知識から正しい処方を~ 今この一瞬の時が過ぎる間にも、新型コロナは収束するどころか静かに深く蔓延しています。 日本においては「麻黄湯」「葛根湯」などの漢方薬製剤、カロナールなどの解熱剤が多用されています。新型コロナウイルスに対し、これは完全に間違った処方です。高熱に限りアセトアミノフェン製剤を頓服で使用するのは良いとしても、「麻黄湯」「葛根湯」などを使用するのは誤りです。 その誤りの基は、日本では一般的に、傷寒(風邪)は、【太陽】→【少
その薬、本当に効果があると思っていますか? ~コロナ禍における対症療法の間違い~ 新型コロナウイルスが蔓延して3年。ようやく第5類に引き下げられ落ちつきを見せ始めたように思われていますが、世間では新型コロナ感染者やワクチン接種後にヘルペスなどのウイルスによる感染者が増加しているが、原因が不明である。と言われています。 しかし私に言わせれば、東洋医学を志す人達はすぐに気がつかなければいけません。特に中医学や漢方の大家と言われる人間は。私のような場末の、細々と営む者でさえ
3月から4回にわたり行いました 「素問から学ぶ漢方の基本知識」セミナーが 好評のうちに終了いたしました。 ご参加いただきました皆様 お疲れさまでした。 そして ありがとうございました。 ご感想いただきましたので 一部ご紹介させていただきます。 ・漢方の真髄がより理解できました。 今までの漢方の考え方とは全く次元が違いました。 ・食の大切さを再確認できました。 とても内容の濃いお話でした。 日常気を付ける内容も多く、これからの自己管理に 役立てて行こうと思います。 ・
世情は暗く、不安定 経済の先行きも不透明 これからも この状況は続きそうです。 そのうえ 身体の調子も悪く 病に罹患し 健康も不安ならば 全く良いことはありませんね。 誰が何と言おうと 健康ならば 働くことができ 夢を見ることができます。 しかし 現実は厳しく 健康で丈夫な人は果たしてどれくらいいるのでしょうか。 健康の基本は食べることです。 食事の内容を一度考察してみましょう。 例えば朝食 テレビなどで放送されたりしている一般的な朝食と言えば… ・牛乳、ヨ
まずとても重要なことをお伝えしたいと思います。 このブログを閲覧くださった方は 正しい知識を得て 必ず守っていただきたい事柄です。 新型コロナやワクチンの副反応、後遺症に対し 雑誌などでは ファーストチョイスとして 漢方薬の「補中益気湯」や「葛根湯」などが良いとされていますが 決して服用しないでください たとえ自覚症状がなくとも 新型コロナやワクチン接種の後遺症は必ず悪化していきます。 詳細は『素問から学ぶ漢方の基本知識』セミナーで お伝えしているのですが、 ※ 一部
新型コロナが流行し、ワクチン接種が始まって以降 私の薬局へも多くの方が来られました。 その方々の様々な症状から 新型コロナ感染後・ワクチン接種後の後遺症について 私が出した結果をお伝えしようと思います。 新型コロナ感染・ワクチン接種の後遺症が影響ししている臓腑別諸症状<心臓と胃が関連> ・眠れない(不眠) ・食べ過ぎてしまう(過食) ・便秘 ・息が苦しい、呼吸困難 ・微熱、発熱 ・胸が苦しい、胸が痛い <脾が関連> ・寝すぎてしまう(過眠) ・気分が落ち込む ・倦怠感、
では 新型コロナワクチン副反応に対してどう対応すれば良いのか 私が考察しているところ 軽症の場合は対応・対処可能ですが 喉の圧痛や咳き込みがある場合は かなり厳しい状態で、元に戻すのは困難であると考えています。 この先 終息がいつになるのか見当もつきませんが このような副反応に悩まされる人が 1人でも減るように願うばかりです。 次回からは 新型コロナワクチン接種後の副反応・副作用に関して 影響している臓腑別の症状 服用してはいけない薬 などについて もっと細かくお伝え
新型コロナに罹患および、コロナワクチン接種後の副反応は 陰陽五行的には 『衝脈』にダメージを与えていることが原因です。 この『衝脈』は、 人間の根本となる生命エネルギーの調整をしています。 したがって様々な諸症状があった場合でも 西洋医学的には全く概念として存在しませんので 原因不明となるのです。 なぜこのようになるのか… 理由は様々ですが、一言で言うと 身体の深層部を冷やす ことが原因です。 つづく ■■□―――――――――――――――――――□■■ 3月か
4回にわたって書いてまいりましたように 新型コロナワクチン副反応・副作用の違和感としては 軽い場合は「ふくらはぎ」「肘」に圧痛があり それより重い場合は「足首」が硬くなります。 そして最悪の場合は「喉」の圧痛、咳き込みが出ます。 そして全てに共通しているのは 往々にして『衝脈』に問題を生じていることです。 たとえば… ・指先・足先が温めても寒さがこたえる ・手足がいつもと感じが違う。酷い場合は歩きにくさやダルさがでる など コロナ後の諸々の後遺症でしょうか つづく
今回も 新型コロナに関する症状と、 他の病気を判別する確認の仕方をお伝えします。 「足」 「ふくらはぎ」 「肘」 とお伝えしてまいりましたが 最後に私が最も深刻と認識している箇所をお伝えします。 4.「甲状腺」を見る舌の付け根=喉ぼとけ(甲状軟骨の突起) の横を押すと圧痛があったり、咳き込みがある場合は 問題が多いと感じております。 この場合、 心臓・腎臓にかなりダメージを受けていると考えます。 陰陽五行的に考察すると 経絡「衝脈」に問題が生じたことを示しています。
前回に引き続き、 新型コロナに関する症状と、 他の病気を判別する確認の仕方をお伝えします。 今回は「肘」です。 3.『肘』を見る新型コロナの後遺症、コロナワクチンの副反応は『肘』にも表れます。 親指側の肘の関節に表れます。 陰陽五行(漢方)的に言うと 太陰肺経の「尺沢」のツボ周りにしこりができ、 指で押すと激しい痛みのある圧痛があります。 何らかの形で新型コロナの害を受けている人は 必ずふくらはぎと肘に圧痛があります。 経絡(ツボ)は左右対称ですので、 「右」だけ、「
前回に引き続き、 新型コロナに関する症状と、 他の病気を判別する確認の仕方をお伝えします。 今回は「ふくらはぎ」です。 2.『ふくらはぎ』を見る①椅子に座り、片方の足首を膝の上に乗せます。 ②ふくらはぎの内側を押さえます。 痛みがなければ大丈夫 押さえて激痛があれば、新型コロナの影響を受けています。 陰陽五行的には、少陰腎経の「築賓」から「陰谷」の間の所に しこりがあります。 ■■□―――――――――――――――――――□■■ 次回は 『肘』を見る をお届けしま
現在、多くの方々が新型コロナワクチンを接種しておられます。 摂取後の副反応や副作用については様々な意見がありますが、 新型コロナ感染後の後遺症、 そしてコロナワクチン接種後の副作用は まったく自分では自覚がない場合があります。 そして実際、少し違和感を持っている方や、 とても苦しんでいる方も多くおられます。 私は ワクチンを接種したすべての方が 大なり小なり影響を受けていると考えています。 しかし、その様々な症状が新型コロナに関係する症状なのか、 または全く別の病気のも
3月から4回にわたって 『素問から学ぶ漢方の基本知識』のセミナーを行います。 「素問」から「新型コロナ」まで 陰陽五行の考え方と本質からお伝えしていきたいと思いますので ご興味を持たれた方はぜひご参加ください。 2022年 【第一部】3月19日(土)13:00~16:00 「十干十二支と経絡の相関 及 傷寒論について」 【第二部】4月16日(土))13:00~16:00 「絶対に覚えなければならない病因 及 衝脈の逆流について」 【第三部】5月21日(土))13:00~1