最近の’現代アート’って、サービス精神にあふれてない?
‘現代アート’って呼ばれるものがなんとなく好きで、いろいろ観に行ってはみるものの、たまになにがいいのかさっぱりわからず(壁に向かってひたすら叫んでる人の映像とか見せられても……とか)、芸術とはいえ、もすこし鑑賞者へのサービス精神あってもいいんじゃない?って思うこともあった。
でも、最近セレクトのコツがつかめたのか、大抵は楽しい。
で、昨日のトムサックスのティーセレモニー、最高だった!
茶道と現代のアメリカ文化っていう、対極にありそうなもののドッキング。おもしろ過ぎるんですけどー!
対極をつなげることによって、それぞれの本質とは果たしてなんぞや?って考えたくもなる。
(茶菓子としてオレオが出される映像があるのですが)
それね、オレオだと意味ないのよ。季節感もないしね。あれ?でも、そもそもなぜそこに季節が必要なんだっけ…?とか。オレオから、季節感に相当するような価値は本当に見いだせないのか?とか… ちまちま考えだすと止まらなくなります。
ああそして、あのガラクタあふれる庭の美しさよ! いっそあのくらい振り切ったデザインを自らの住まいにしてもおもしろいかもなあ…とか妄想。
横浪修さんからのトムサックス。
サービス精神あふれるアートワークス2種を堪能した4時間でした。