【一人で勝手に旅気分】369
(過去の旅についての振り返りです)
★あのときに比べたら、よっぽど恵まれた環境のはず(2019年10月)
<探究対象…インド、カルカ、ボランティア、アウェイ感>
今日の「ナゼ・ナゾ」は、インドの写真です。この写真を撮影したのは、ラオス第1期の途中にあった大型連休を利用してインドの国際ボランティアキャンプに参加したときでした。さて、どんなところが「ナゼ(疑問を持った)・ナゾ(気になった)・アンテナ」に反応したのでしょうか。
今日の写真に映っているのは、北インドの山奥でボランティアNGOの宿泊施設に寝泊まりしながら過ごしたときの様子です。
私がここに注目した理由は何であるのか推察してみると、このとき参加したボランティアプログラムでは日本人は私だけで、しかも他の参加者は数カ月前から宿泊施設で過ごしていてお互いに十分なコミュニケーションがとれていたため、かなりのアウェイ感の中での生活だったからだと思います。
宿泊施設で過ごしていた人たちの多くはインド系の学生さんでした。それ以外には、イタリアから来た人と、ドイツから来た人がいました。会話は英語で、その状況だけでも私にとってはハードルが高かったにも関わらず、参加者は数カ月前から一緒に活動していたため、私だけがお客さん状態だったのです。
そしてメインのボランティア活動以外で、夕方から近隣の村の結婚式に参加させてもらったり、スラム地域にある学校に行ったりする場面がありましたが、なかなか積極的にコミュニケーションがとれない私は、そちらでも異質な存在になっていました。
今回の「ナゼ・ナゾ」は、コミュニケーション力がさほどないにも関わらず、日本人の参加者が他にいない国際ボランティアキャンプに申し込んで活動した写真でした。もともと他者と積極的に関わろうとするタイプではないにもかかわらず、どうしてあの時期は海外や日本でのボランティアプログラムに片っ端から参加していたのか、今考えても謎です。
当時のアウェイ感たっぷりで、しかもインドの山奥というハードなで環境で過ごせたことを考えると、現在の新天地での生活は、日本語が通じますし、新参者の私を気遣って声をかけてくれる方もいるので、よっぽど恵まれた環境だと思います。もちろん新しい職場なので、分からないことだらけではありますが、インドで体感した謎の比ではありません。
ということで今がいかに恵まれているかを再認識して、新天地での生活としっかり向き合っていこうと思います。
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