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64* 【成功者から学ぶ#3】山口絵里子*理念を持って動く経営者~マザーハウス創業者~

こんにちは、野々村健史です。
毎日note!
いつも読んでいただきありがとうございます。

新しくシリーズものを始めてみました。
題して、経営者シリーズ!

私自身も、漠然とではありますが、将来は、教育(子供)×スポーツをテーマに、起業を通じて、新たな価値を提供したいと思っています。

アウトプットも大事なのですが、たくさんの起業家や経営者の考え方に触れて価値観を学んで知見を広めていくためにインプットすることも重要だと考えています。

そのため、経営者の考え方に触れ、気付いたこと、学んだことを発信していくとともに、自分の学びの糧にもしていきたいと思います。


第一回目は、株式会社マザーハウスの山口絵里子さんです。

株式会社マザーハウスは、途上国に生産拠点を置く小物メーカーです。
バングラデシュの「ジュート」と呼ばれる麻の布と牛革を原材料に使った鞄、アクセサリーなどを製造、販売しています。

大量生産ではなく、手作りで生産しているので、布も染料も違ったもので、一期一会の商品となっているそうです。

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日本経済新聞より

社会起業家と思われがち

山口さんは、周りから「社会起業家」と言われるそうです。

しかし、本人は、そうではないと言います。

社会に貢献したいという思いよりは、現地で働く人のお役に立ちたいという思いが強いからだそうです。


ホームページには、

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」

株式会社マザーハウス公式HP
ということが理念として掲げられています。

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具体的な行動

理念も大切ですが、やはり大事なのは行動ですよね。

では、途上国から世界に通用するブランドをつくるとは、具体的にどういうことなのでしょうか。

山口さんは、
最大の社会貢献は、雇用を生み出すこと」と仰っています。
働ける場を提供することが途上国(バングラデシュ)では、最大の社会貢献だと捉えているそうです。

創業当時、山口さんは、ご自身が工場に入って、自らミシンの前に座って実際に鞄を作ること、生産ラインを作ること、工場を作ることから始めたそうです。

途上国(生産地)で信頼関係を築くこと

ご自身が制作に携わる中で、特に最も大変だったことが、信頼関係の構築だったそうです。

人種、宗教、習慣が違うような方々と信頼関係を構築することはかなり骨の折れる仕事だったでしょう。

なんと、山口さんは、信頼できる工場長に出逢うまで200人以上面接をしてきたそうです。


その時のメンタルとしては、「出逢うまで会う」ということでした。

山口さんは、これは宝くじを当てるほど難しいということを仰っています。

しかし、理念を実現するうえでは大変重要なことで、
「出逢うまで会う」。
これが、私は並大抵の努力で出来ることではないなと感じました。

これは成功する人の原理原則に似ているような気がします。

最後に

私も仕事に取り組む上で、心が折れそうな時などは何度もあります。
山口さんも、「辞めたくなる時など何度もあった、辛い時のことの方が多かった」と仰っていました。

でも、そんな時こそ、夢を諦めずに、「成功するまでやる」ということを大切にされていたからこそ、うまく行ったんだなと思います。

私も見習って、仕事にも向き合っていこうと感じました。

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