Takeshi Tada

レコード、旧車(二輪、四輪)のレストアが好き。ベーシスト。 好きなジャンルはサザンロックとロカビリー、二輪はカフェレーサー、四輪は古いアメリカ車、ベースはリッケンバッカー。 物流業界で現場マネージメントが職業。

Takeshi Tada

レコード、旧車(二輪、四輪)のレストアが好き。ベーシスト。 好きなジャンルはサザンロックとロカビリー、二輪はカフェレーサー、四輪は古いアメリカ車、ベースはリッケンバッカー。 物流業界で現場マネージメントが職業。

マガジン

  • サザンロック/スワンプ系のアルバム紹介

    オールマン・ブラザーズ・バンド、レーナード・スキナードの定番から、マーシャル・タッカー・バンド、ウェット・ウィリーなどのベテラン勢、スティルウォーター、ウィンター・ブラザーズ・バンドなどのマイナーまで、南部系のレビューのまとめはこちらから。

  • ロカビリー/オールディーズ系のアルバム紹介

    サン・レコードなど、‘50年代のピュアロカビリーから、ストレイ・キャッツに代表される’80年代のネオロカビリー、メテオス、フレンジーなどの’90年代サイコビリーとオールディーズポップスまで、ロックンロール系のレビューのまとめはこちらから。

最近の記事

ゲット・ライト・ウィズ・ザ・マン/ヴァン・ザント (‘05)

Get Right with The Man / Van Zant (‘05) 今回は’00年代に入ってからのサザンロックのアルバムを紹介させていただこう。本作はレーナード・スキナードのボーカル、故ロニー・ヴァン・ザントの弟たちによるデュオ、「ヴァン・ザント」の3枚目のアルバムである。 彼らはドニー・ヴァン・ザント(38スペシャル)とジョニー・ヴァン・ザント(レーナード・スキナード)によるデュオであるが、それぞれのグループとは違った活動となっている。実は「ヴァン・ザント〜V

    • パリス・イズ・マイ・ビート/アール・グラント (‘59)

      Paris is My Beat / Earl Grant (‘59) 今回はかなり古いアルバムを紹介させていただこう。その一枚はアール・グラントが’59年にデッカからリリースした「パリス・イズ・マイ・ビート〜Paris is My Beat」である。ジャズ・ピアニスト(オルガニスト)である彼が、パリをテーマにした曲を収録したアルバムで、サウンドはもちろん、ジャケットデザインの雰囲気も抜群の一枚である。 彼はオクラホマ出身、ピアノ、オルガンだけでなく、トランペットやドラムス

      • マイ・エンジェル・ベイビー/トビー・ボー (‘78)

        Toby Beau / Toby Beau (‘78) 今回はテキサス州で’70年代に結成された5人組のグループ、トビー・ボーのファーストアルバムを紹介させていただこう。彼らはテキサス州南部のリオ・グランデ・ヴァレーから登場したグループで初期イーグルス的な雰囲気を持つサウンドが魅力である。ライナーノーツにあるように、オザーク・マウンテン・デアデヴィルズ、シルバー、ピュア・プレーリー・リーグなどに近いサウンドと形容されている。 テキサス州南部というメキシコ国境に隣接した地域に

        • ディヴァイン・マッドネス/ベット・ミドラー (‘80)

          Devine Madness / Bette Midler (‘80) 今回はハワイのホノルル出身で、歌手や女優としても活躍しているベット・ミドラーのライブアルバムを紹介させていただこう。彼女の代表作としては、ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画「ローズ〜The Rose」が有名であるが、その歌唱力はスタジオ盤よりもライブ盤での評価は非常に高い。アルバム「ローズ」同様、本作もマウント・ラシュモアをモチーフにしたジャケットデザインと相まって、目にする機会の多いアルバムである。

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        • サザンロック/スワンプ系のアルバム紹介
          129本
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          87本

        記事

          マイ・ウェイ/ジョニー・アール・アンド・ザ・ジョーダネアーズ (‘91)

          My Way / Johnny Earl & The Jordanaires (‘91) 今回はジョニー・ダンパーとして’80年代半ばのイギリスに登場し、その後はネオロカビリーのミュージシャンとして活動したジョニー・アールのアルバムを紹介させていただこう。彼はエルヴィス・プレスリーのスタイルを得意とし、本作においてもエルヴィスの曲を披露している。また、バックコーラスを務めているのは、実際にエルヴィスのコーラス隊として活躍したジョーダネアーズである。 ジョーダネアーズはアメリ

          マイ・ウェイ/ジョニー・アール・アンド・ザ・ジョーダネアーズ (‘91)

          君のナンバー5705/シティ・ボーイ (‘78)

          Book Early / City Boy (‘78) 今回は’70年代中期〜‘80年代初期にかけて活動したイギリスのグループ、シティ・ボーイの4枚目のアルバムを紹介させていただこう。邦題のタイトルにもなっているように「君のナンバー5705〜5.7.0.5.」が彼らの代表曲となっており、本作の冒頭を飾っている。‘82年の解散までに7枚のアルバムをリリースしており、そのうちの初期5枚はロバート・“マット“・ランジがプロデュースを務めた。 サウンドは広義のハードロックでありなが

          君のナンバー5705/シティ・ボーイ (‘78)

          社内イベントのあり方について

          先日、物流業務におけるフォークリフトについての問題点をお話しさせていただいたところ、多くの評価をいただきました。ありがとうございます。 今回は社内イベントの開催を従業員はどう捉えているのか?を考えてみようと思う。これも私が経験したことを述べたものであり、すべての方に当てはまるとは限らないと言うことを付け加えておく。 最近は社員旅行や慰安旅行というイベントを行なっている企業はかなり減っていると思われるが、年に何回かのバーベキュー大会などを行なっている企業は、それなりにあると

          社内イベントのあり方について

          ギター・キング/ハンク・ザ・ナイフ・アンド・ザ・ジェッツ (‘75)

          The Guitar King / Hank The Knife and The Jets (‘75) 今週はアメリカ以外の音楽について紹介させていただいているが、もう少しお付き合いをお願いしたい。本作はオランダのロッカー、ハンク・ザ・ナイフ・アンド・ザ・ジェッツが’75年にリリースしたファーストアルバムである。彼らは’74年にオランダでベースのハンク・ブリュイステンを中心に結成されたグループで、本作と’80年にセカンドアルバムがリリースされてい。現在ではハンク以外のメンバー

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          太陽を消さないで/ハリケーン・スミス (‘72)

          Don’t Let it Die / Hurricane Smith (‘72) 今回はビートルズやピンク・フロイドのプロデューサー、エンジニアとしてだけでなく、ソングライターとしても活躍したノーマン・スミスこと、ハリケーン・スミスのファーストアルバムを紹介させていただこう。 彼はイギリスのエドモントンに生まれ、ビートルズの「ラバー・ソウル」までのアルバムにエンジニアとして携わり、当時は新人だったピンク・フロイドの「夜明けの口笛吹き」をはじめとした彼らの初期作品でもプロデュ

          太陽を消さないで/ハリケーン・スミス (‘72)

          GO・GO・フリント〜青春の夜明け/フリントロック (‘75)

          ...On the Way / Flintlock (‘75) 前回に続いて、イギリスのエセックス出身の5人組のポップロックグループ、フリントロックのファーストアルバムを紹介させていただこう。彼らはベイ・シティ・ローラーズ人気に続け〜とばかりに登場したグループの一つであったが、現在の感覚で聴くと、時代を感じさせるサウンドであるが、ボーカルがサックスをプレイすることが他のグループとの差別化だろうか。彼らの’76年のシングル「青春の夜明け〜Dawn」が代表曲の一つであり、本作は国

          GO・GO・フリント〜青春の夜明け/フリントロック (‘75)

          タイム・フォー・アナザー/エース (‘75)

          Time for Another / Ace (‘75) 今回はイギリスのグループ、「エース」が’75年にリリースしたセカンドアルバムを紹介させていただこう。国内においては今ひとつ知名度の低いグループであるが、ロキシー・ミュージックにも参加したポール・キャラックが在籍していたグループでもある。なお、彼は’80年代のグループの一つ、マイク&ザ・メカニックスにも参加していた。 サウンドは’60年代後期〜’70年代初頭のような朴訥さがある風情で、まさにソフトロックといった面持ちと

          タイム・フォー・アナザー/エース (‘75)

          ペラジャケに和む

          近年はアナログレコードがブームになっている。私もアナログレコードを集め出してかなりの年数になるが、かつて’80年代半ばにCDに駆逐されるまでは多くの中古レコードが今では考えられないほど安価で販売されていた。 レコード購入の対象はもちろん、お気に入りのグループやミュージシャンがほとんどであるが、所謂「ジャケ買い」もかなりの確率で存在する。サブスクやYouTube、さらにはレンタルのレコードやCDもなかった時代は、気になったレコードは「自分で買う」か「誰かに借りる」しかなかった

          ペラジャケに和む

          フォークリフトに対する認識

          私は40年以上 物流業務に従事し、現場、事務、管理職などのセクションを経験してきた。その業種も、製造業、倉庫業、運送業など様々な業種の物流部門にわたっている。昨今「物流2024年問題」が一般的な話題になり、物流業務が注目されることになったが、実際に2024年も終わりに近づいてきた今日、そのクローズアップされた物流業務の現実はどうだろうか?今回はそんな事案をフォークリフトを軸にして考えてみようと思う。 私がフォークリフトの運転操作を始めたのは10代であり、その後、運転技能講習

          フォークリフトに対する認識

          ベースの日

          今日、11月11日はベースの日である。15才からベースを始めたので、もう45年以上経ってしまった。ここ数年はスタジオやライブで演奏することはなくなったが、数年前まで息子がDTMで作る曲にアナログでベースを弾いたりした。 最初のベースはグレコのRB700(リッケンバッカー4001モデル)で、本家のリッケンバッカー4003Sを購入するまで10年間弾いた。その本家の4003Sをメイン機として20年ほど愛用した後は、最初に購入したグレコをリファインして弾いてきた。 「どんなベース

          ベースの日

          ウェイト・ア・ミニット/ハーマン・ブルード (‘80)

          Wait a Minute / Herman Brood (‘80) 今回はオランダのロッカー、ハーマン・ブルードの’80年リリースの5枚目のアルバムを紹介させていただこう。彼はオランダ出身のピアノプレイヤーであり、画家、詩人、役者などの顔を持つ人物である。ニナ・ハーゲンと交際していたという記述もある。本国での人気は高く、’01年の没後も高く評価されている。 サウンドはロックンロール、バッド・ボーイズ・ロックと言った風情であるが、スライドギターや女性コーラスを取り入れた曲も

          ウェイト・ア・ミニット/ハーマン・ブルード (‘80)

          ロックンロール・レディオ/ヴァリアス・アーティスツ (‘78)

          Rock’n’ Roll Radio / Various Artists (‘78) 今回は所謂「ロックンロール」のコンピレーション盤を紹介させていただこう。こういったコンピレーション盤は恐ろしいほどの種類がリリースされており、私も相当数のアルバムを購入してきたが、それでも本作を購入した理由は「Starring “Alan Freed”」という部分が決め手となった。このアラン・フリードは「ロックンロールの父」と称される人物で、本職はラジオのDJであった。’50年代において、リ

          ロックンロール・レディオ/ヴァリアス・アーティスツ (‘78)