見出し画像

息子が不登校になった日から 不登校記録(11)

こんにちは たけさゆです

再登校をした息子が、学校内で安心と安全を感じられる場所ー保健室ーを見つけた話をしました


安心でかつ安全な環境は HSCにとっては必須事項になります
危険を感じると一瞬で、自分の良さを発揮することができなくなってしまいますから
息子の場合には、本来持っている優しさ、共感力、発想の豊かさ、そして正義感で場を整えること、とパッと思いつくだけでもこれだけの良さ、
要するに自分らしさを出すことが全くできなくなってしまいました
その代わりにビクビクして、「あの子が怒られている、先生が凄く怖い、僕は今よりももっとちゃんとするぞ、、先生が言う通りにしていなくちゃならない」と過緊張状態になり、過剰適応を起こし、心も体も疲弊し切っていたのだと感じます


入学してしばらくすると、学校から帰ってきたら 疲労からイライラしている様子が伝わってきていましたし、私の何気ない一言や質問にもすぐにキレて暴言を吐いたりするようになっていました
キレて怒るような爆発なんて、幼稚園時代にはしたことがなかったのに、、
毎日が幼稚園の日だったらいいのに⤴︎」と言って、元気に生き生きと幼稚園時代を送っていた息子、いつも朗らかで明るい息子が、
小学校に入学してから豹変してしまったこと」に とてつもない不安を抱いたことを思い出します
その事実は息子からのSOSだと感じとっていました

私は、息子のSOSを受け取り、息子の状態が明らかにおかしいことを心配して、公的な相談機関に相談したり図書館で本を借りて自分なりに調べたりしていました

不登校も今のように話題にはなっていなかったので、どうしていいか全くわからない私はいつも公的な機関の心理士さんに相談していました
心理士さんたちはいつも、私たち親子の不遇について共感してくれつつも、
「学校に行くには」「原因を取り除く」「息子の心に寄り添いつつ本人が頑張れるように導く」ことが最善だ、という価値観で話をされました
当時は、最近の「休んでいい」という雰囲気は全くなく、
「このままだと学校に登校することはできなくなる」と半ば脅されるようなことを告げられました
「学校に行くにはどうしたらいいか」「息子本人に問題があるんじゃないか」「先生怖いだけでいけなくなるのはやはりおかしい」などと言われていました
不登校について予備知識もなく 知り合いにも不登校の人がいなかった私は、
徐々にその価値観に洗脳されていったように感じています

それは、病院のドクターも同じでした
長らく発達障害ブームが続いていたので、学校の先生はもちろん、ドクターすらも偏見メガネをかけていたと感じます
みんなと同じことができない、それだけで、心がどういう状態かを推し量ることもなく、精神がどのような影響を受けているかを理解できていなかったのだということを今なら確信をもって判断できます


発達障害が激増しているのは、明らかに、
学校の環境と、社会、親世代の価値観育て方とのミスマッチなどがあったこと、
また同時に発達障害ブームが起きていたことによるのは明白です
その事実により、より一層増加していったのだと推測できます

それらを裏付ける事実として、急に登校できなくなった初めの頃、
学校側の「発達障害でなければ合理的配慮できない」「発達障害があれば配慮できる」という論理で、
私からの提案である「息子は学校に怖さを感じているので合理的配慮として、喧嘩をする子たちの対応を教室の外で行なってほしい」「支援員さんやサポートの大学生をクラスに常時配置してほしい」というお願いを、担任の先生に軽く一蹴されてしまったことがあります

物凄い衝撃を受けました 

でも、慌てふためいて抗議することは、不可能でした
なぜなら、高圧的で排他的上層部からの命令があることを感じたからです
そのことは、教頭に直接面談を申し込むのに十分過ぎる理由のひとつになりました

今ではもう少し受容的な学校も多いかと思いますが、当時はコロナ禍で動きを取り難いこともあってかそのような対応でしたので、
「丸で牢獄のよう、、」「ここは刑務所みたい、、」と感じていました
同時に、
「これはあまりにも酷い」「他の子たちにもよくない影響が出る」「なんとか環境をよくするべき」「学校に問題提起していこう」とも感じました


そして、2年生に向けて、
息子にとっても他の子にとっても学校の環境が良くなるよう、何よりも息子が安心していられる場所を作るためにその後も学校に関わり続けることになっていきます

つづく


♡私たちは 生きているだけで 素晴らしい♡

子どものペースを尊重して

ママのペースも尊重して

それぞれの マイペースで歩んでいこう

大丈夫 進んでいるよ

読んでくださりありがとうございました^^

いいなと思ったら応援しよう!