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息子が不登校になった日から 不登校記録(22)
こんにちは たけさゆです
前回は、不登校から復帰の過程で、クラスの授業をzoomで参加したところ、不登校でも居場所があることを感じて気持ちが満たされ元気が出てきた話をしました
不登校の子どもは、既に何かしらの心のケガを負っている状態なので普通のクラスではしんどくなってしまいます
息子の様子を傍で見ていて(付き添い登校)、
個々が尊重される居心地のよい空間にいることが息子の気持ちが元気になっていく重要な要素だと感じとった私は、
「不登校の子供のための部屋」が学校内にあったらいいなぁ、と感じていました
実際に教頭先生との面談でその必要性を訴えていましたが、
それぞれの学校が「トップダウンで運営されている」とはいえど、そう簡単に受け入れてもらえるものではありませんでした
唯一利用可能だった特別支援学級にお世話になって、その想いはますます大きくなっていきました(コロナ禍で保健室利用はできませんでしたので)
また「親御さんの交流の場があったらいいな」を実現してもらえたらとても「心強い」とも感じていたのですが、それについても同様でした
すべては、「不登校の親御さんが必要としている」と思われることでしたが、受け入れてもらえず一人悶々とする日々が続いたある日のことです
知り合いのママから「いじめ問題」「不登校問題」「HSCの啓発」活動をしている方をご紹介いただきました
一人の力ではムリゲーだとしても、複数人のママたちや子どものための団体として活動したら、
ひょっとしたら何かが変わるかもしれない!
私はその希望に胸を膨らませ団体の一員として一緒に活動することに決めました
「学校の今までの常識は変わらない」私の親も福祉の人も誰もがそう思っていたであろう中、
私たちは「HSC」や「不登校」の子どもたちが安心して学校に通えるような環境を作ってもらうために、それぞれの学校や教育委員会や行政に訴え続けました
その結果は初めのうちは散々なものでした
しかし、次第に認知され、
今では「校内フリースクール」が正式に認められ、少しづつ孤立している親御さんにも認知されていき、利用されるようになりました
しばらくは校内での調整などが必要でしょうが、未来は一気に明るくなりました
何より、初期対応が後々の精神状態にものすごく影響を及ぼす「不登校」という現象においてこの成果はとても素晴らしく期待できるものだと感じています
初めから諦めては何も変わらない
けれど、みんなの力が集まれば変わっていく
私自身、「息子のため」「利他の心」で活動したことは とてもパワーが湧いてくる経験でした
そして、多くの人が今までの固定観念から解放された結果が、
今こうして現実となっています
多くの方のお力添えがあってのこと
本当に有難いです
うちの息子においては、他の誰よりもこの校内フリースクールに期待していましたが心の状態が悪くなる出来事があったために途中で登校が難しくなり、この部屋が正式設置された後は利用できていません
現在は家でパワーを充電中です
いつかこの部屋を利用するのかしないのか
わからないけれど、
息子が、私たち団体の一員として話し合いの場に出向いて自分の想いや意見を伝えたという貢献は本当に素晴らしい!と感じていて、
この先の息子の未来も、
いくらでも明るく開けていく
可能性は無限に広がっていると信じています
つづく
♡私たちは 生きているだけで 素晴らしい♡
子どものペースを尊重して
ママのペースも尊重して
それぞれの マイペースで歩んでいこう
大丈夫 進んでいるよ
読んでくださりありがとうございました^ ^