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いきなり自分に会話のバトンが渡されると頭が真っ白になる「緊張やわらぎメソッド」抜粋

※2025年1月28日発売予定(予約販売中!)の『緊張やわらぎメソッド「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法』の抜粋(サンプル)をご紹介します。

【ケース3】いきなり自分に会話のバトンが渡されると頭が真っ白になる

「緊張やわらぎメソッド」(小学館クリエイティブ)抜粋サンプル

少人数でも、あるいは大人数でも、ボーっとしている時に、突然誰かから会話のホコ先をフラれることがあります。

「佐藤さんはどうですか?」
「佐藤さんはどう思う?」

はうっ!

急に注がれる視線の数々にうろたえます。

やばい!何か言わなきゃならないんだろうけど何言っていいか分かんないし、私なんかが何か言ったら変な風に思われそうだし、ていうか頭真っ白で何も言葉出てこないし・・・あわわわ

テンパり度100%ですね。

こういった場合にもっともらしいこと言える人っていますよね。そういった人を見るとうらやましいやら、劣等感を感じてしまうやら、ネガティブな気持ちになってしまいます。

そういった頭の回転の速い人や、お笑い芸人さんクラスの機転の利いた話をできる人ならまだしも、我々凡人だとしどろもどろになってしまいかねません。というか、なるに決まってます。

では、こういった場合はどうすれば良いのでしょうか?

「緊張やわらぎメソッド」では、実際にありがちな80個の緊張シーンに対しての考え方の回答とメソッドを解説しています。

このケースでの回答のタイトルと本文は以下です。

うまく話すな!
出てくる言葉を声に出そう

頭が真っ白になってしまったとき、上手に話そうとすればするほど空回りしてしまいがちです。お笑い芸人さんならまだしも、凡人である我々は自分にそこまで期待してはいけません。

「どうしよう……」と悩むよりも、等身大の自分のままで居続けることの方がはるかに大切です。なぜなら人は変えられない自分を変えようとすること自体が苦しみの元になるからです。

まずうまく話そうとしてはいけません。そして、途切れてもいいのでそのとき出てくる言葉を声に出してみましょう。相手に共感することから始めてもいいかもしれませんね。少しでも言葉を発することができれば、人はやがて落ち着きを取り戻していきます。

「緊張やわらぎメソッド」(小学館クリエイティブ)抜粋サンプル

こういった場合、緊張さんの多くは、何とかもっともらしいこと言ってその場をやり過ごそうとしますが、そうは問屋が卸してくれません。

人は自分で思ってもない事を話すことは、余裕のある時や俳優さんならまだしも、そもそも緊張して頭が真っ白になっているような時は、実際脳の前頭葉の辺りも血流が減るようなんですね。

そこは、正に人間の管制塔のように、思考やクリエィティブ等、統制する所ですので、そこの統制が外れて、感情を司る扁桃体がある意味、脳を乗っ取ってしまうような状態になります。

要は、うまく話せるような状態ではないのです。

もっともらしいこと言おうにも頭の回転が働かないような状態なので、もっともらしいことを言おうとするほど言えずに、かえって泥沼にはまります。

こういった時は、背伸びしないあり方が大事になります。

人は、今の自分でない自分になろうとしている時ほど、苦しくなります。

良かれ悪しかれ、今の自分になって、今の自分を引き受けて、今の自分で出てくる言葉を出してみること。

すると、もしかしたら変な言葉や場違いな言葉が出てくるかもしれません。

「え~っと、あの~~、急にフラれて今頭真っ白になっちゃったんですけど~」

「なんて言うか、正直あまりよく分かってないんですよね~」

けれど、その出てくる言葉が今の自分にとってしっくりくるようであれば、それを続けていくことで次第に自分を取り戻していきます。

カッコつけたってロクなことないんですよね。

これは偽の自分を生きようとしてきた私の数十年の歴史が証明しています。

人は、本音を話すこと、そして本当の自分になっていくこと、それが人生にとって大事なのではないかとつくづく痛感している次第です。

そして、このケースのメソッドは以下のアプローチを採用します。

ちょっとこのケースでそのまま使うということはできないですが、緊張を軽減する普遍的なテクニックとしてご紹介させて頂きます。以下抜粋です。

トラウマケアなどにも使われる身体療法
両側性タッピング
タッピングとは体を指先などで軽く叩たたくことで身体感覚に意識を分散させ、ネガティブな感情や感覚、思考を軽減する療法。緊張時に偏った自律神経バランスを整えられます。

① 座っている状態のまま、机の下で両手を両膝(両もも)の上に置く
② そのまま膝(もも)を指先で、左右交互にトントンと軽く叩く
③ ゆっくりしたり、少し速めてみたり、自分が心地良いスピードを探して行う

「緊張やわらぎメソッド」(小学館クリエイティブ)抜粋サンプル

心理療法やトラウマケアを学んでいくと、本当に様々なアプローチ法があるのですが、しばしば上記の両側性を元にした方法が多いことに気付かされます。

EMDR、BCT(ボディー・コネクト・セラピー)、バタフライハグ、フラッシュテクニック、TSプロトコール、等々、身体の右側・左側を交互に刺激するような手法がたくさんあります。

古典的にはヨガの動きなどにも、両側性を感じられる動きが多いです。

それはどんな仕組みでどんな効果があるのか?

ごめんなさ~い、私の今の知識ではなんかいいみたいなんだよねとしか、言いようがないです。それこそ、もっともらしいこと言えば、左脳と右脳を繋げることによってなんちゃらかんちゃら・・とか言えなくもないですけど、中途半端知識なんで、ぼろ出るので止めておきます。

とにかくいいみたいなんだよねっていうか、カウンセリングの実践でよく使っている事なんで、理屈はあんまり分からないけど使えるよってことを言いたいです。

そして大事なポイントですが、両側性の刺激は眼球運動や、経絡などを刺激することが多いのですが、別にこれらにこだわることなく、ここで書いたような足のももや手、身体のどこにでも使えるので、緊張が強い時はそうやってできる範囲で刺激してみてはいかがでしょうか。

そして更にむっちゃ大事なことですが、大前提として緊張をなくす方法なんてこの世のどこにもないので、緊張はなくならないし、むしろなくそうとするほどしっぺ返しを食らうというのを踏まえたうえで、ちょっとでも気持ちが軽くなればいいなって感じで使うことをお勧めします。


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