佐藤たけはるあがり症専門カウンセラー

🔹元重度のあがり症克服者🔹人前の緊張や震えの悩みを持つ方に、100年先に通じる本物のあがり症克服法を発信中!🔹あがり症書籍数&YouTube動画数日本一🔹関わった克服者数百人超🔹あがり症オンラインサロン運営【LINE公式(特典付🎁)】linktr.ee/sato.takeharu

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YouTubeあがり症予備校「第1回:あがり症とその性格特徴

「YouTubeあがり症予備校」の配信動画です。 毎回、約1時間程度で、各内容についてパワーポイント資料を元に解説していきます。 通常のセミナーと違って、参加者との交流やZOOM画面に映るストレスもなく、セルフ学習できます。 広告もないので、運転しながら、家事しながら、電車乗りながらの聴きながら学習もできます! この、あがり症YouTube予備校の特徴は、対症療法に頼らない本当の克服法を、あがり症専門カウンセラー佐藤たけはるが事例なども交えながら分かりやすく解説してい

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    • 対人恐怖症を治したければライフスタイルを変えよ!

      動画紹介(文字起こし全文掲載) 今日ご紹介する動画は、「対人恐怖症を治したければライフスタイルを変えよ!」です。 長期化するあがり症の悩み 今日はあがり症、あるいは対人恐怖症、そういった方々のライフスタイルについてお話していきたいと思います。 ライフスタイルというのは、一般的にいうと、生活様式、食生活、住宅であるとか、食事とか、栄養とか、健康とか、そういったものを言うかと思うのですが、アドラー心理学で言うライフスタイルというのは、人生様式と言いますか、人の生き方のパター

      • 【あがり症】○○のフリをし続けて苦しんでいませんか?

        動画紹介(文字起こし全文掲載) 今日ご紹介する動画は、「【あがり症】○○のフリをし続けて苦しんでいませんか?」です。 (※2020年7月9日投稿動画) フリに生きる 皆フリをしますよね。 人前に立って、緊張したとき、声が震えそうなとき、ドキドキしたとき、誰しもが、やっぱり自分のあがっている姿が見られたくない。見られてはならない。 部下の前で話すとき。 PTAのお母さんたちの前で話すとき。 馬鹿にされたくないし、みっともない自分を晒したくない。だから、どうしても、あ

        • 【森田療法】外相整って自ずから内相熟す

          認知行動療法のなかに行動活性化という技法があります。 これは、例えばうつ症状が重いような時にはあれこれ考えるよりもむしろ、何らかの活動をした方がかえって状態が良くなるというものです。 例えばうつが重い時、動くのが億劫になります。 ↓ 家に引きこもりがちになります。 ↓ あれこれマイナスなことを考えます。 ↓ ますます気落ちします。 ↓ うつが悪化します。 ↓ ・・・ 負のスパイラルですね。 体調が回復するまではと思って行動を控えたことが逆効果となるのです。 そ

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        • 【有料記事】
          1本
        • あがり症動画+文字起こし文
          35本
        • あがり症の仕組みと克服法
          74本

        記事

          あがり症のカクテルパーティー効果

          カクテルパーティー効果という心理学用語があります。 これは、例えばカクテルパーティーのようなザワザワしたうるさい場所でも、自分が関心のある人の声や関心のある内容の言葉は、なぜか聞こえてしまうというものです。 人間はうまくできたもので、単なる聴力だけではなく、こういった特性も兼ね備えているのです。 しかし、一方でそれが苦手な方もいます。 特にアスペルガー障害などの発達障害者の方に多いのですが、逆に全ての音を拾ってしまって弁別できないんですね。 これは、結構な苦痛となり

          あがり症のカクテルパーティー効果

          あがり症をどう生きるか?~「あきらめ」と「あるがまま」の違い

          あがり症は逆説の病です。 あがることをこれはいけないと捉え、何とかしようとすればするほど却って症状が悪化する。 いわば努力逆転の病とも言えるでしょう。 ではどうすれば良いか? 二つの考え方が挙げられるでしょう。 まず最初に「あきらめる」という発想があります。 あがり症は治りっこない、症状と闘っても余計に悪くなるとして、呼吸法をやったり、座禅を組んだり、恐怖場面に備えて準備するといったような、治るためのこれまでの努力を放棄するのです。 具体的には闘う場面を避けて、

          あがり症をどう生きるか?~「あきらめ」と「あるがまま」の違い

          緊張と不安を静める正しいあり方

          人が生きていく上で、様々な不安が当然のように湧いて出てきます。 経済的なもの、就職、家族関係、地震などの災害、異動、恋愛、結婚、老い、等々数え挙げればきりがありません。 いわば不安と共に生きていくのが人生と言えるのかもしれません。 また、不安があるからこそ人間はそれに対処しようと前に進んでいけるのかもしれません。 しかし、ある人達は、人生を取り巻くこの無数の不安に対処していくことに困難を感じます。 そこで考えます。 では、まずは最も優先順位の高い不安に絞って対処し

          緊張と不安を静める正しいあり方

          あがり症者の十界互具

          十界互具という言葉があります。 これは、人間には全てのものが本来備わっているという仏教の考えです。 十界とは、地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界をさします。 鬼の目に涙と言います。 残虐な殺人を科した死刑囚が、牢獄で改竣して優れた詩を残した人もいます。 日頃穏やかで誠実な人が、時に非情な振る舞いを見せることがあります。 ナチス、ウイグル自治区、北朝鮮といった、そこに暮らす人民が相互に監視し厳罰が付随しているような状況では、肉親

          自己治療仮説と対人恐怖症

          対人恐怖症に苦しむようになってくると、人との関わりで何らかの対応を取らざるを得なくなります。 人によってはそういった場面を避ける、回避の手段を取るかもしれません。 またある人は、何らかの力にすがろうとするかもしれません。 それは呼吸法であったり、座禅であったり、自己暗示であったり。 あがり症の人は、色々な方法を試す傾向があります。 その中で物質に頼るというケースもあります。 それはアルコールであったり、精神科の処方薬であったり、違法薬物であったり。 この物質に頼

          あがり症の生き方~生きる欲望の強さゆえに

          内気な人がいるとします。 引っ込み思案で消極的。 目立たず存在感があまりないような感じ。 人前に出るとはにかみ顔を赤らめる。 彼らは自分が内気であることを程度にこそ差があれ受け入れています。 自分はこんなんだし・・・ 自分はこれぐらいでいいや・・・ あんなふうになれっこないし・・・ 自分がそうである事を認めているのです。 あがり症の人がいるとします。 時に内気な人と同じように見えることがあります。 人前に出ると顔を赤らめ、言葉がつっかえる。 しかし、内

          あがり症の生き方~生きる欲望の強さゆえに

          あがり症の生き方と他者貢献の生き方の違い

          「日本で大切にしたい会社」(坂本光司著)という本があります。 そこに日本理化学工業という会社のことが書かれています。 概略を書きます。 この会社はチョークを製造している会社で設立は昭和12年です。 昭和35年に知的障害者の方を2名雇用しました。 現在では障害者雇用は広く世に知られ促進されていますが、当時はそんな言葉さえなかったような時代です。 障害者の方々は、一般市民とは接点の少ない世界にいました。 この会社が障害者を雇用し始めたいきさつは以下のようなものです。

          あがり症の生き方と他者貢献の生き方の違い

          森田療法~どしどし活動する

          日本で生まれた数少ない心理療法の一つである森田療法は、 20世紀初頭に誕生した後、歴史の審判にも耐え、その実証を示して今に至ります。 その森田療法を生み出した森田正馬の弟子に高良武久がいます。 高良は東京の新宿区に高良興生院を開設し、そこで臥褥療法と呼ばれる森田入院療法を長年に渡って行ってきました。 現在、高良は鬼籍に入り、興生院は閉鎖され、今現在はその跡地には障害者施設が建っています。 たまたま、仕事でその障害者施設を訪ねた時、そこが興生院の跡地であることに気づき、

          あがり症を隠し続けた能面を外す

          あがり症の方は、「かくあらねばならない」という意識が非常に強いです。 特に人との交わりにおいてそれはより一層強くなります。 「かくあらねばならない」すなわちこうあるべきという自分に対する「べき思考」は、自分を縛り、苦しめます。 ここでは、こう言った方がいい。 ここは何か言わないと。 ここはビビってないふりをしよう。 人の思惑を気にし、それに沿うように発言する。 それは、さながら自分ではない誰かを演じるようなものです。 能面をかぶって舞台に上がっているようなものです

          あがり症を隠し続けた能面を外す

          森田療法~森田正馬「不眠症」の事例

          森田療法の創始者である森田正馬先生の事例を挙げていきます。 森田は1900年代初頭に、数少ない日本発の療法として森田療法を築きあげました。 森田療法とは今で言う、社交不安障害やパニック障害、強迫神経症等のいわゆる森田神経質症に対する精神療法を言います。 当時はフロイトの精神分析が無意識を概念として取り入れ始め、精神医学や臨床心理学の基礎を構築していました。 おそらくは当時においてフロイトが時代の先覚者であったのではないかと思います。 そういった中で、森田は独自の考察

          森田療法~森田正馬「不眠症」の事例

          0病息災のあがり症

          健康中毒とも言うべき人がいます。 自分の健康状態を気にして完璧を求めるのです。 健康でなければならないという信念をもとに、自身の健康状態にやれここが悪い、あそこが悪いだのと日々チェックを入れるのです。 人によっては、 おなかが痛いと胃がんでは? ちょっと体の調子が悪いと自立神経失調症か何かでは? ちょっと頭が痛いと脳梗塞? などといったように不安に襲われます。 これはあがり症の仕組みと同じです。 森田神経質症とも言うべきもので、症状のことを気にすればするほど却って

          あがり症に必要な「事実本位」

          我々は精神的に調子が悪い時には、特にメンタルヘルスの疾患にかかってしまったような時には、どうしても偏った思考になりがちです。 そういったものを認知の歪みと言いますが、その中に先読み思考と深読み思考というものがあります。 あがり症の方は、この先読み思考と深読み思考の傾向が通常より高いのですが、まず先読み思考とは、将来についての見通しを意味します。 何か自分の怖れている未来を考えた時に、こうなるんじゃないか、ああなるんじゃないかなどと良からぬ未来を想像してしまうのです。

          あがり症に必要な「事実本位」