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【たけポン通訳ガイドに挑戦!?北海道旅!その4】

【一気に道東へ】
ノンビリと朝食を頂き、ボチボチ出発することに。
ご夫婦は、朝一番に滑りに行くのか?と思いきや、なんかノンビリしてしまい、僕が出発するときにはやっぱりここでゆっくり過ごしてから帰ることにしたらしい。そんなノンビリできる魅力がここにはある。

雪がすっかり解けた道を新千歳空港へ快走。思っていたより時間がかかり、ギリギリに空港へ到着。
国内線の到着フロアが何カ所もあるのに戸惑い、慌てて探し、無事に今回のゲスト、ステファンとクラウディンと合流することが出来た。

仙人的・そして職人のような風貌のステファンと、陽気な感じのクラウディンは、なんか、フランスに行った時の陽気なオバちゃん車掌と雰囲気が被る。
あとから聞いた話、彼らはカップルという訳ではなく、古くからの友人なのだとか。
お腹は空いているということなので、まずは腹ごしらえ。空港からほど近い町中にある、評判のいいお蕎麦屋さんへ。
天ざるそばが1000円程と、コスパがいいのになかなか美味。彼ら、日本は初体験。慣れないお箸に四苦八苦しながらも、頑張ってお蕎麦を食べていた。
写真撮影がメインとはいえ、グルメ大国の北海道。折角なので美味しいものもたくさん食べて帰ってもらいたいものだ。

では改めて出発し、一気に道東道で北海道の中心に近いトマムへ。
最初の目的地は新得だが、折角なので狩勝峠の絶景を見てもらおうと思い、少し手前で降りたのだ。
それに、高速をずっと走っていては、野生動物に出会っても止まるわけにはいかない。下道を走りつつ、なにか出てこないかな?と少し期待しながら走っていく。
それにしても、峠に登る道で70kmぐらいは出しているのに観光バスに軽々と抜かれて、北海道ペースの速さを改めて実感する。


狩勝峠に到着。遠くに見えるのは阿寒岳だろうか?晴れていて絶好の眺望。
手始めに北海道・道東の広さを実感してもらうには、ここは最高だろう。以前、北海道を旅した時に鉄道代行バスでここを通過した時の景色を覚えており、今度はじっくりと見てやろうと立ち寄ったのだ。

さて、早速のフクロウポイントへ。詳しくは書かないが、新得町内のとある公園だ。
言われた通りの方向へ歩いてみるも、どうも様子がおかしい。そもそも道路から見ることが出来るとのことだが、除雪をしておらず、歩いていかざるを得ない。



一本一本、木を覗いてみるが、そもそもどのような所にいるのかも想像がつかないので、やみくもに探している感じがして気が焦る。
情報では、フクロウが居たら観察している人がいる可能性もあると言われたが、全く人の気配もなく、本当にここに居るのだろうか?と訝しむ。
ふと遠くを見ると、山裾に車が2台止まっており、もしや??と行ってみる。僕らが到着する直前に彼らは出て行ってしまったが、どうも怪しい雰囲気はある。
しかしフクロウはいない。
ちょうど地元の方が歩いていたので聞いてみると、今日はいないみたいだけど、昨日はいたよ!という証言。
なかなか一筋縄ではいかないな…
他の鳥を撮ったりして、しばらく様子を窺がったが、結局この日は大した収穫もなく、この日の宿・エゾリスくんの宿・カンタベリーへと向かった。


どっぷり日も暮れた18時ごろ到着。道路は基本的には雪が解けているものの、陰になるところでは一部氷結しており、暗くなると判別がつきづらいので運転がしづらい。なるべく日が完全に暮れる前には宿に着きたいものだ。

林に囲まれた中にあるお宿・カンタベリー。とりあえず一息ついたところで夜ご飯としようか。
丁度同宿の方と話していたら、まさかの最近大野町に来たことがある!ということでビックリ。シンガーさんで、色んなところへ呼ばれて出演しているのだとか。岐阜とはご縁があり、時々来るということなので、ぜひ今度はホニャラで会いましょう!と盛り上がる。
丁度今朝、撮影しに行ったというジュエリーアイスについて聞いてみると、とてもコンディションは良かったとのこと。気温が数日、高かっただけに心配していたが、明日は見ることが出来そう。ステファン達に聞いてみたら、ぜひ見てみたいとのことだったので、頑張って早起きすることにする。

ゴハンが終わったらフリータイム。ゆっくり休んでな!と言い残して僕は温泉へ。一応誘ってはみたものの、日本の温泉は熱すぎる!40度のお湯に入るなんて!と行く気はなさそう。
まあ、よく考えてみれば、一緒に行ったらそれなりに気を遣うところ。僕にとっては良い息抜きになるかなと思い直す。
福祉施設併設だが、泉質はかけ流しの上等なお湯。バイブラバスが停止しているという不具合はあったものの、特に問題はない。
夜は極寒で、外気浴は本当に最高。

昔は鉄道が通った町。北海道はそんな町が沢山ある。

宿に戻るとお二人は寝ているものの、オーナーさんや先ほどのもう一人のゲストさんは語らっている。明日は早いのでほどほどに…と思いつつも、結局遅くまで語ってしまった。


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