「底辺の仕事」が生まれるわけ
とある就職情報サイトが一時期掲載していた「底辺の仕事ランキング」。土木、建設、ごみ収集、介護などを名指しして、肉体労働である、誰でもできる、単純作業が多いといった特徴を挙げて「底辺」呼ばわりしたこの記事は、世間から囂々たる非難を浴びた末に削除された。
名指しされた仕事は、インフラストラクチャーを支える不可欠な仕事としてクローズアップされた「エッセンシャル・ワーカー」でもある。感染症による行動制限のさなか、この世に要らない仕事などないと我々は思い至り、「職業に貴賤なし」を再確認したような次第だった。
しかしながら、依然として賃金などの待遇に格差があるのも事実である。「職業に貴賤なし」といいながら、なぜこのような状況が生まれるのであろうか。
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