メディア取材を呼び込むＨＰ

広報・PRと聞くと、プレスリリースやメディア向けの企画書による
アプローチを真っ先に連想されませんか？

実は、その次に大切なのは会社HPなんです。

プレスリリースを見たディレクターはＨＰを必ず確認する
プレスリリースで興味を持ったディレクターは、必ずと言っていいほど、企業ＨＰを確認します。その際に、『誰に』『どんな事を取材し』『どんな映像を撮るのか』をＨＰを見ながら考えるのです。


企業ＨＰには自社のストーリーを詰め込む

自社のＨＰは企業の展望や社長のこだわりを包み隠さずにお知らせしましょう。そうする事で、取材対象となるネタが豊富な企業として取材に繋がるのです。プレスリリースには書く事の出来ない、『代表のストーリー』『展望』『強み』をたっぷりと伝えていきましょう。

メディア取材に繋がるストーリーとは？
では、どの様なストーリーがあれば取材に繋がりやすいのでしょうか？
その答えは、企業の営利目的を匂わせず3つの視点でストーリーを深堀していく事です。
①社会要素(自社の商品で社会をどの様に変えたいのか)
②社長要素(起業に至るまでのストーリー等)
③組織要素(組織としてどんな取り組みをしているのか)
この３つの視点で自社ストーリーを深堀して、企業情報欄に書き込んでいくのです。

獺祭の旭酒造はストーリー作りの天才！
日本酒『獺祭』を販売する山口県の『旭酒造』は社会軸ストーリーを上手くマスコミに伝える事で、多くのメディア取材を獲得しました。
「科学的な酒造りを行い、未経験の若者でも本格的な日本酒が作れる環境を作る！」これが旭酒造の社会要素のストーリーです。
従来は、杜氏と呼ばれる技術職人集団が酒造りを行うのが一般的でしたが旭酒造は、科学的な酒造りを行う事で、この常識を打ち破りました。結果的に、技術継承や若者の日本酒への関心を一気に高めました。

自社ストーリーでメディア取材を狙う
企業ＨＰのほとんどは、商品やサービスの紹介にはこだわっていますが、自社ストーリーを細かく掲載する企業は一握りです。
一方メディア(特にテレビ)は、企業や取材対象者のストーリーにも関心を寄せています。意外と盲点となる自社ストーリーの紹介、プレスリリースやＰＲネタだけでなく、必ず見られる自社ＨＰでも抜け目ない攻めの広報を展開する事をオススメします。