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東北に住んでいいとすら思った ~序章&四寺廻廊編~
こんばんは。最近4回目の闘魂注入を行いました、私です。
さてさて、金曜日ということで今週もnoteを投稿したいと思うのですが、今回のテーマは東北旅行です。やっと、やっと行けたんです。素晴らしい体験を沢山してきましたから、それを是非文章で残したい!!!そういう回です。
先週のような抽象的な話ばっかりしていても、読み手は間違いなく楽しくないんですよ。私自身も頭でっかちにはなりたかないですし。
もっと俗な楽しさを追求しなければ!!!
ということで、旅行の話!楽しい話!カモン!
序章 ずっと行きたかった東北地方
私は小さい頃から日本各地、色々なところへ旅行してきました。それは北海道から沖縄まで、数えてみると34都道府県も制覇しております。
しかし、唯一1度も足を踏み入れていない地方があったんです。そう、それが東北地方でした。
予定を立てても、都合が悪くなってしまっておじゃんになった、ということが何度もありました。
そうなればなるほど、人間憧れというものが募っていくもんです。夢の地方になりつつありました。
そしてこの時間に余裕がありすぎる大学生の期間のタイムリミットがもうすぐそこまで迫っている。つまり今こそ行く時だ!!ということで、勢いのまま飛行機とホテル(旅館)を取ってしまったんです。何事も勢いが大切です。
まあJALのマイルが貯まっていて、タダ乗りできることが分かった、というのも行くことを決断できた理由の一つですけどね。
みんな、マイルは貯めよう。JALカード、作ろう。
2泊3日の旅は自分が想像していた何倍も素晴らしいものになりました。今週からはその体験について、カテゴリーごとにお話していきたいと思います。
今回はこちらの序章と四寺廻廊編です。よろしくお願いします。
四寺廻廊編
四寺廻廊、ご存知ですか?
四寺廻廊という言葉をご存知ですか?私は全く知りませんでした。
こちらのサイトをばーっと読んでいただければ良いんですけれども、面倒臭いでしょうから少し引用させていただきます。
四寺廻廊は、9世紀、仏法を求め日本列島、そして中国大陸を旅した一人の僧・円仁。風景豊かな巡礼の地に築かれた松島の瑞巌寺、山寺の立石寺、平泉の中尊寺と毛越寺四寺の四つの聖地を「四寺廻廊」と言います。17世紀、俳人芭蕉はこの聖地を巡拝し、日本を代表する紀行文「奥の細道」が生まれました。四寺廻廊は、日本の心の風景と祈りに出会える巡礼の旅なのです。
なのです!!!!
わたくし今回の旅行で初日は花巻と平泉、2日目は石巻と松島、そして最終日に山寺と仙台を観光する予定でしたから、奇跡的に全部の寺を巡れるじゃないか!!これは運命だ!!!俺は松尾芭蕉だ!!!!
ということで、御朱印を集めることを決意しました。
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余談ですが、私は先月徳島県にて四国八十八箇所、つまりはお遍路をしていました。23箇所あるんですが、車を活用して全てちゃんと巡ったんです。けっこう、凄くないですか??
なんだかね、個人的に仏教ブームが来てるんです。ゴータマ・シッダールタの思想はね、あれは宗教の枠組みを超えてますよ。まあこの話はいずれまとめてしたいと思います。
とにかく仏教及び寺がブームの私にとって、最高のコンテンツが目の前に現れたんです。東北、もうこの時点で最高評価です。
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平泉 毛越寺
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さて、まずは1箇所目は平泉にある毛越寺です。こちらは奥州藤原氏によって平安時代後期に造営されたお寺で、上に載せた写真は浄土庭園といいます。当時の伽藍は消失していますが、お庭はちゃんと残っているんです。これが、美しすぎる。
さあ!ご覧あれ!!!
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ブラボー、ブラボー。写真には映らない美しさがありました。いや十分綺麗ではあるんですが、実物はこんなもんじゃありませんよ。もう今から向かってください。それでも損しません。
さてさて御朱印の話に戻しますが、こちらは入ってすぐ右手の納経所で台紙を購入し、そこに御朱印を刻んでもらう、という流れです。
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ここで注意なのですが、引換券をもらっていることからお解りのように、かなり混雑しています。私は40分ほど待ちましたので、お参りの前に購入することをオススメします。ほかの3つの寺ではほぼ待ち時間がなかったことを考えると、ここが最大の難関の可能性があります。時間には余裕を持って、参拝しましょう。
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平泉 中尊寺
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さてさて、2箇所目は皆さんご存知中尊寺です。
こちらは毛越寺からバスですぐなので、非常にアクセスが良いと言えるんじゃないでしょうか。
まあただバスの本数は限られていますから、レンタサイクルなんかもオススメです。
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写真で見ていただければわかる通り、なかなかしっかり山です。かなり登ります。しんどくは無いんですけども、靴や服装は動きやすいものにした方が良いかもしれません。
さらにこちらのお寺、かなり、いやとんでもなく広いです。正直訳が分からないくらいです。ディズニー1個、入るんじゃないですか?というくらいです。ですからその場所によって御朱印があるんですね。もう混乱してしまうこと間違いなしです。
四寺廻廊の御朱印は本堂の左手にある納経所で頂けますから、そこはわかりやすいと思います。
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わたくしが東北にいきたかった最大の理由は、実はここなんです。中尊寺金色堂が見たい、これを人生の半分以上の期間願い続けていたからこそ、東北に来たかったんです。だからこそ登っていた時も苦じゃなかったのかもしれません。
奥州藤原氏4代が眠っておりますから、中尊寺金色堂自体の撮影は禁止です。ここではですから感想だけを。
来て、良かった。
この一言で全て説明できます。最高でした。極楽浄土とはこのことか、、と言うには豪華すぎますが、とにかく豪華絢爛。金ピカが強調されがちですが、夜光貝を用いた装飾が美しすぎて、そちらの方が印象に残っています。ぜひ行かれる方は其方にも注目してみてください。
なお、帰りはバスに乗遅れかけたので爆速で山道を駆け下りることになりました。皆さん時間に余裕を持って参拝しましょう。
松島 瑞巌寺
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ここで正直にお話しましょう。3箇所目の松島にある瑞巌寺ですが、私は5分しか滞在しておりません。
その理由は、観光船の時間がもう、すぐに迫っているという状況の中無理やり予定をねじ込んでしまったからです。
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松島海岸駅に到着した瞬間から猛ダッシュで瑞巌寺へ。おそらく歩けば10分くらいだと思います。走って4分くらいでしたから。
拝観料を支払い入場し、そのまま入口付近の納経所へ。御朱印をいただく間にお参りをしてしまって、流れるように観光船乗り場に向かったという、濃厚な参拝の記憶が頭の中に残っています。
いやー、、、もっとしっかり見たかった。宝物殿に行くのもお寺の楽しみの一つですから、それが出来なかったのが心残りですね。
時間に余裕を持って、参拝しましょう。
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山寺 立石寺
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そして四箇所目、ラストを飾るのはこちら。山寺の立石寺です。
山寺というのは山形県にあります。もう名前の通り、山の寺です。山寺の和尚さんの元ネタはこちらのお寺です。あの怖い歌です。
こちら、もう山登りと言って差し支えありません。1070段、階段を登ることになりますから、その覚悟を持って、向かいましょう。では写真ラッシュ、お願いします。
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こちらも本当に景色が素晴らしくて、心が洗われました。足に乳酸がとんでもなく溜まった感覚はありましたが、しかし達成感はなかなかのものでしたよ。まあ登りきったあとの景色より、やや登ったところの景色の方が良かったんですけども。
ここで、耳寄り情報です。こちらで頂ける四寺廻廊の御朱印、山を登らなくても貰えます。
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登山口直ぐにある納経所で、実は貰えるんです。ですからゴールしたあとの余韻で私は1000段以上のぼったことになります。どれくらい嬉しかったかそれだけでも伝わるでしょう。
松尾芭蕉のように歩いて巡った訳では無いので、実際のところ全く苦労してはいません(松島爆走事件は置いといて)。
しかしながらですね、やはり現地で、自分の手で頂いた御朱印を見てるとじーんと来るものがありますよ。人としての深みが生まれた気がします。気がするだけです。
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四寺廻廊全てを巡り終えることを、結願と言います。結願すると最後のお寺のご住職から、色紙が頂けるんです。私は立石寺が最後でしたから、こちらの信の色紙を頂きました。
信じるに足る自分であり続けたい、そんなことをこの色紙をみて思いました。
ああ、言い忘れていましたが最後ですからちゃんと時間に余裕を持って参拝しましたよ!!!やっぱり四寺廻廊を通して、成長しました(ということにしておきます)。
今回はここまで
えー、全く書き足りていません。まだ東北の魅力を1割も伝えられていません。ということで来週も引き続き東北についてのお話を書いていきたいと思います。グルメ編、絶景編、宮沢賢治編、、、、ええいくらでも思いついています。お楽しみに。
余談ですが、明日群馬県の前橋市に行ってきます。ブックフェスが、あるんですよ。こちらもいつか記事にします。それでは、また来週!!