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日銀が円安対策をしないわけ

2022/09/21現在1ドル143.8円の相場にまで円安が進んでいます。

この円安はどうして起きているのか?
また、日銀は何故対策しないのか?
それらについて書いていきたいと思います。

この急激な円安の理由は?

円安というのは読んで字のごとく、円が安いのです。
つまり、円の価値が下がっているということになります。

円の価値が下がっているのは、アメリカの銀行の金利が上がっているからです。

円をドルに替えてアメリカの銀行に預けると儲かるので、みんな円を売ってドルを買っているのです。

アメリカは現在金融引き締め政策を行っています。
これによってアメリカの銀行の金利が上がっているのです。

日本も金融引き締めすればいいのでは?

アメリカが金融引き締めをして金利を上げているなら、日本も金融引き締めをすればいいと考える人も多いです。
ですが、日銀は金融引き締めを行いません。

何故日銀は金融引き締めを行わないのでしょうか?

日本の国家予算約107兆円のうち歳出(国家予算における支出)が約37兆円にもなっています。

そして、日本の国債残高は1026兆円もあります。
これらの数字は先進国のなかでも高い水準です。

もし、日銀が金融引き締めを行い金利が2%にでもなったら、途端に歳出が20兆円増えてしまいます。

こうなると日本の財政が破綻してしまうので日銀は金融引き締めを行うことは出来ません。

何故日銀は金融引き締めを行わない理由を説明しないのか?

ここからは私の推測です。

仮に金融引き締めを行わない理由を今の通りに説明した場合、円安が加速すると思われます。

その理由は、円安に対して対策するふりをしないと投資家は円高になる可能性を考えなくてもいいので安心してドルを買うことができるからです。

なので、日銀は円安に対して対策しているふりをするしかないです。

日本政府には円安を利用して輸出を活発に行えるようにして欲しいですね。

おまけ

今日2記事書くとか言いましたが1記事しか書けませんでした。
ですがまた毎日記事を書いていきたいと思います!

他にも記事を書いているのでよかったら見てみてください!
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