童話詩:最近のハトマン
人間たちからエサをもらいすぎて太っているドバトたちを見て鳩平和ポッポ連合のハトマンは嘆きました。
クルックー。なんということだ。我々鳩は人間に依存しすぎているのかもしれませんな。
そこでハトマンは法を制定して鳩たちに通達しました。
いわく、ドバトは人間からのエサをもらってはいけない。と。
しばらくするとハトマンのもとにたくさんのドバトたちがやってきました。
ハトマンさん。我々はこの度の法の制定で栄養失調で皆死にそうです。どうか法を改正してください。
お願いします。
お願いします。
ハトマンはあまりの要望の多さに根負けして法を改正しました。
いわく、ドバトは人間が望むならエサをもらってもいい。と。
しばらくするとドバトたちは肥満で死にそうになりました。
ポー!!どうすればいいんだ!
ハトマンは蒸気機関のごとくポーポー怒りました。
この詩は、私が書いた、童話:鳩とドーナツに登場するハトマンを主人公にして書いたスピンオフです。