シェア
早雲
2019年10月15日 23:31
文学的フェチズムについて僕はミステリに造詣は深くないけれど、時々探偵小説を読む。部屋から一歩も出ずに、推理を行い事件を収束させてしまう人を、安楽椅子探偵と呼ぶ。彼らの論理的思考は図抜けているし、小さな事から広域の事象を想像する力も、生中ではない。思考を広げるのも、収束するのも、上手すぎる。それに、あの日常の一幕を剥いだらとんでもない事実が隠れている、という感じがたまらない。そんなわけで僕は