Vol.114 読みたくなる本
最近、自分が読みたくなる本がわかってきました。
自分で考える余白のある本
その人の頭の中をのぞかせてくださる本
思考の過程を追いかけられる本
僕はいまそんな本が好きです。
昨日は、
この本を再読していました。再読してみると、前回読んだ時にはあまり惹かれなかったところに惹かれました。
枡野先生の「庭の話」、あれは自分が大切にしようとしている「こっそり」とつながるなとか、もっと日常生活で気付いていない「見取り」があるんじゃないかなとか、考えていました。この本にはこうやって自分で考える余白が残されているから好きです。
少し前に読んだ本ですが、
この本も好きでした。この本はずっと著者である吉田さんが考え続けていらっしゃる思考過程を読ませていただけます。途中で「気づく」「わかる」瞬間も、ともに読ませていただけるので一緒にいる感覚があります。
この本の中では、「京都は真空パック」の話がおもしろかったです。この言葉だけだとなんのことかわかりませんよね。またぜひ読んでみてください。
ふと、思いましたが、僕自身の読み方が変わってきたのかもしれません。もちろん本の選び方も変わった気がします。ただ、どんな本を読んでも、今の自分の中にある軸のようなところと比べながら読んでいる感覚があります。
「読む」ってもっと自由なのかもしれません。読む=インプットではないような気がします。