何のために?

何のために、何について意見を交わすのかを考えたい

同じ問いについて考えていく時は、相手の考えを聴きたくなりますが、それぞれの問いに向かって考えている時は、ベクトルが微妙に異なるため、求めている考えと違うことがあるのかなと思います。

もちろん、子どもたち一人一人が考えたい問いを立てて、追及していくことは大切ですが、ある程度、同じ土俵に立って考えていく中で、一人では考えることができない領域に入った時に、友達の考えを聴きたいという思いが出てくるのかなと思います。

子どもの読み取り具合に合わせて、どこで、どんなことを子どもたちと共有するか、子ども一人一人の学びの線が交差するのはどこなのかを、子ども一人一人の読み取り具合から探っていくことが重要だと思いますが、これは本当に難しいですよね。

ワークシートや子どもたちが書いたものだけで、子ども一人一人の思いを把握するのではなく、その子の人となり、家庭環境、日々、考えていることを考慮して、それぞれの子どもたちがどう考えるかなと想像を膨らませていきたいなと思います。それが、子どもを見取るということなのかなと思います。

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