【自分の心の状態を知ること】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
今日は私が日々の現場において、認知症の方と関わる中で感じることからのお話です。
現在、私は有料老人ホームとデイサービスで日々認知症の方と関わらせてもらっています。
今日のタイトルも〝自分の心の状態を知る″としていますが、目の前の利用者さんの状態で自分の心の状態もわかるなということ。
正確に言うと、利用者さんがスタッフの気持ちを感じとっておられるという表現の方が合っているかもしれません。
例えばスタッフが笑顔で穏やかな気持ちでいれば利用者さんも穏やかで落ち着いている。逆に焦っていたりするとソワソワして何となく落ち着かないといったようなことがよくあります。
認知症の方は人の気持ちに敏感な人が多いです。
これはワンポイントアドバイスですが、目の前の方を通して自分の心の状態がわかるということは自分の心のクセに気づかせてもらえているという捉え方をしてみてはどうでしょうか。
例えば、焦ってしまっている心の状態があったとき。どういう場面でそういった状態になりやすいのか。
そこがわかるとそこへの対処もしやすいです。後は焦っているなと思えば、一度深呼吸をしてみるのも○です。
勿論人には感情があるので簡単にはいかないと思います。けれど自分の心のクセを知っておくことは大切なことです。
参考になれば幸いです。
【今日のワンポイントレッスン】
・自分の心の状態を見直す
今日も読んでいただき、ありがとうございます。