【チームケアで介護を支えていく】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
今日も朝から良いお天気の一日です。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
今日は、施設などで働く現場のスタッフの皆さまに向けての記事を書いてみようと思います。
介護の現場では、チームとして利用者様一人ひとりの介護を支えています。
日々の現場の中で入所者さまや利用者さまから声をかけられて話を聞く場面は多いと思います。特に認知症を患っていらっしゃる方ですと何度も同じ話をされたりして、都度対応をしていると結構な時間をとられてしまうことになります。
一番は都度対応をしてゆっくりと話を聞くことがいいです。
けれど、施設であれば利用者さんや入所者さんは一人ではありません。介護はチームでケアをしていく訳なので一人の思いで動く訳にもいきません。
介護のお仕事を始めた当初、私はこの部分でとても悩みました。利用者さんに声をかけられたらゆっくりと話を聞いてあげたい。そうしてゆっくり話を聞く中で他のスタッフに負担をかけてしまうことが多くありました。
きっと介護のお仕事をされている中では、こうした部分に悩まれている方もいると思います。
そんな時の一つの視点です。
〝今の状況で優先することは何だろうか″
優先順位を考えるのです。
例えば食事の時間であれば、利用者さんが安全に食事を摂れるということが最優先事項です。食事の時はそこに集中する。
そしてすぐに対応が難しい時にはちゃんと時間を作ってゆっくり対応することを利用者さんにも伝えて、後でのアフターフォローをしっかりすればよいのです。
和をもってチームケアをしていく上では、こうしたバランスを考えていくことも大切なことです。
参考にしてみてくださいね。
【今日のワンポイントレッスン】
・優先順位を考える
午後からもがんばってくださいね♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?