音をつむぐ㉑(アルバム曲紹介6曲目)
アルバム「50/50」の曲の紹介。
①いつ頃に制作したものか?
②制作当時どんなミュージシャンに影響を受けていたか?
③歌詞を書く上で影響されていた作家、読んでいた本は?
【「50/50」アルバムの6曲目「春光」紹介】
①いつ頃制作したものか?
2011年39歳の時に作った作品です。これは、自宅近くの本土寺というお寺の桜を見て作った楽曲。嬉しいときも悲しいときも、この本土寺の桜があって、特に3人の子どもたちの入学式を迎える4月頃はこの桜が綺麗に咲いていたなと、とても思い出深い作品です。
②制作当時どんなミュージシャンに影響を受けていたか?
当時よく聴いていて、今も変わらず聴いているのが、タック&パティ(Tuck & Patti)というアメリカのジャズ・デュオです。この人たちのサウンドに触れると晴れやかな気持ちになります。
③歌詞を書く上で影響されていた作家、読んでいた本は?
この頃はだんだんと小説を読むことが少なくなり、エッセイを読むことが多くなってきたように思います。本棚にひっそりとある本を見ると群ようこのエッセイがありました。
■「本棚から猫じゃらし」/群ようこ
群ようこが選んだ本を紹介するエッセイシリーズ。実はこの本に紹介されている本をあらためて買って読んだかというとそれはなかったように思います。・・・が、この本自体が読み物として面白くて、「老いについて」「孤独について」「結婚って」「大人って」と、ちょっと深刻なテーマをスバっと本質を突くような軽やかな言い回しで、後味よく読み進められるエッセイとなっています。そういうところが彼女の才能なんだろうなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。