冬に仕事・勉強・運動の効率をアップさせる方法。 以外に簡単!
日が暮れるのがずいぶんと早くなりました。
そろそろイルミネーションの準備をしている方もいるのではないでしょうか。
今回は日照時間が心身にあたえる影響について記事にします。
日照時間とセロトニン
冬季うつ病という病名をご存知でしょうか。
「冬になると」気分がすぐれない、長く落ち込んでしまう、元気がないといった状態です。
もちろん病院で診断名をもらうくらいなので、ちょっとだるいといった程度ではありません。
人によっては部屋から出られない、仕事や学校にいけないなど、個人差はありますが深刻な方もいらっしゃいます。
ここで「冬になると」に注目してください。
つまり「冬だけ」気が落ち込むということです。
これには日照時間、つまり日が昇っている時間の影響があるといわれています。
なぜ日照時間が人のメンタルに影響をあたえるのか、それはセロトニンの関与が大きくなっています。
セロトニンとは「幸せ」脳内物質
セロトニンとは脳内から分泌される神経伝達物質の一種です。
神経は細長い線でできていますが脳だけでなく神経はすべて、一本の線ではありません。
たくさんの線の端と端が、あちこちでつながっています。
ちなみに必ず端と端でつながっていますので、線の途中で違う線に接続などはありません。
そしてこの、神経の線の端っこは完全に接続されておらず、少しだけ隙間があります。
もちろんヒトの目ではとうてい見ることのできない、小さな隙間です。
この隙間で神経と神経の橋渡しをしてくれるのが神経伝達物質です。
この神経伝達物質が隙間で橋渡しをしてくれるおかげで、次の神経に情報を渡すことができます。
リレーのバトンみたいなものです。
この神経伝達物質には様々なものがあり、いろいろな情報をリレーしてくれます。
その中でセロトニンは「幸せ」のリレーの役目をしてくれています。
つまり神経の端っこからセロトニンが出て次の神経の端っこにバトン渡しされると、幸せだなぁと感じるのです。
そしてこのセロトニンは太陽の光を浴びることで作られます。
そのため冬になると日照時間が短く、さらに日光が弱いためセロトニンが作られづらくなるのです。
冬になると気分が落ち込むのはセロトニンが足りていないことが原因のひとつと言われており、そのため冬季うつ病の治療として光を眺める治療もあるくらいです。
セロトニン活で機能アップ
寒いと外にでるのが億劫になりますが、日が弱くて短い冬だからこそ意識的に外に出て日光を浴びるようにするのが大事だと思います。
意識して夏よりも長く、日光を部屋に入れるなどでもいいと思います。
ちなみに、セロトニンの量が多くなると仕事や勉強の集中力、ストレスに強くなる、集中力があがるなどたくさんの良い効果があります。
まだまだ紹介しきれていませんので、後日記事にさせていただきます。
最後に。
病院や薬に頼らない医療ノウハウを、日々の色々なことにお役立ていただけるよう今後も投稿していきます。