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書店/出版社ピックアップ #2

お勧めの書店/出版社の2回目は出版社である「月曜社」さんです。出版社については、私が実際にある程度の冊数を持っている出版社さんから特に魅力的なところを幾つか選び、ご紹介していきます。

今年刊行されたばかりの、クレア・ビショップ『ラディカル・ミュゼオロジー つまり、現代美術館の「現代」ってなに?』(村田大輔訳)が話題になっている、独自色の強い本をたくさん出版しているところです。表紙もとても素敵なものが多いですね。

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あらためて集めてみるとそれほど冊数がありませんね……。ですが、バトラーの『自分自身を説明すること』とハーマッハーの『他自律』は、私の博論の中心的な文献でしたし、このシリーズがなかったら博士時代の研究もそうとうつまらないものになっていたと思うので、個人的には思い入れの強い出版社です。『ブルーノ・ラトゥールの取説』の著者である久保明教さんは『機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ』(講談社選書メチエ、2018年)を読んだことがありますが、テクノロジーと人間のかかわりを文化人類学の観点から分析している非常にユニークで優れた本でした。これもとてもお勧めなので、いずれ紹介できればと思っています。『来るべき種族』はつい最近「本屋lighthouse」さんから購入したばかりのもの。読むのがとても楽しみです。lighthouseさんはまた書店紹介のときに改めて紹介する予定です。

でもこうして自分の手持ちを見てみると、ビームのように強い指向性が感じられます。これは私の趣味の表れというよりも、月曜社さんの美的センスと信念の表れではないでしょうか、などと勝手に思っています。

また、月曜社さんはTwitterでも出版情報を流しているので、そちらもぜひご覧ください。

月曜社さん、とてもお勧めです。ぜひ上記のオフィシャルサイトを覗いていただき、興味のある本を見つけていただければ嬉しいです。

この一連の記事では、出版支援として以下のプロジェクト/情報へのリンクを毎回貼らせていただきます。


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