「Be Cool. Be Hacker.」状態であるための技術
こんにちは、Acompanyの海外事業責任者の近藤(@TakeItHaru)です。今回は自身が実践しているライフハックっぽい話を、Acompanyのバリューである「Be Cool. Be Hacker.」に関連した形で書いていきます。もし誰かの仕事や生活の困りごとを解決するヒントになれば幸いです。
(注意:ファニーかつパーソナルな内容なので理論的な話は何も出てこないです。ちょっと3分くらい暇だなという時に読んでください。。。)
この記事はAcompany Advent Calendar 2022 の23日目の記事です。
要点
「Be Cool. Be Hacker.」は人と協力しながらGreat なモノを生み出していくための状態
しかし、自身の状態異常パラメタが阻害する
そこで、「3種の整え」が大事
フィジカルの整え:動物として自然な状態にする
メンタルの整え:精神的な負荷を吐き出せる状態にする
脳みその整え:1つのことしか考えないで良い状態にする
そもそも「Be Cool. Be Hacker.」ってなんぞ?
Acompanyのバリューには4年前の創業期から変わらぬ「Be Cool. Be Hacker.」を掲げています。社内のカルチャーとして重要な役割を担っているなと感じますし、スタンスや意思決定に大きく影響を与えています。
このバリューはざっくり言ってしまえば、「Be Cool.」 が対人的な部分でのバランス感があるかどうかで、「Be Hacker.」 が何かGreat なモノを合理的に作りだす心意気があるかどうかです。ちょっと、表現しきれていない部分も多分にあるのですが、今回の記事の趣旨としてはこれくらいでとどめます。
その上で、上記2つの要素を兼ね備えた「Be Cool. Be Hacker.」というのは人と協力しながらGreat なモノを生み出していくための状態と言えそうです。
とはいえ、その状態って難しいのでは?
それはその通りで、人を巻き込んでGreat なモノも作り出すことができるなんて、いつでもできることではないですし、簡単にできることでもないです。私自身もしばしばこの両立の難しさを感じます。
例えば
コミュニケーション不足による認識ズレで議論が発散したり
白熱して思わず言い回しがきつくなってしまったり
本当に重要なことではなく、簡単なことから実行してしまったり
Great ではなくGood な方向を目指してしまったり
最初の手段や方法論に固執してしまったり
…
挙げれば大小色々出てきます。
そこで、こうなってしまう原因を考えたときに、自分の内部の状態が悪い影響を及ぼしていることに気づきました。
例えば、前日に虚無なYouTube動画を夜更かししながら見てしまって4時間しか寝てない時や、過剰な飲酒からの2日酔いで体調を崩したりなど。
また、ロードバイクで200km/日以上走るなどの過剰な運動により、体の回復が間に合わないこともありました。
他にも、メンタル面で強いストレスを感じていたり、あれもこれもと色々なことが頭の中を巡っていて、考えているようで何も考えてないこともあります。いわゆる悩んでいるけど考えていない状態でしょうか。
こんな状態で、Be Cool. かつBe Hacker. でいるのは当然難しいです。自分単体で手一杯の時に、他の人を思いやるのは相当な修行が必要です。もちろんいきなりぶっきらぼうに接することはないでしょうが、既にイエローカード1枚状態なので、何かもう一つ加わればすぐに表面化します。また、頭が冴えていないので、思考も浅く場当たり的な考えになりがちです。
そこで、これらの言わば状態異常パラメタを解消してあげれば、人と協力しながらGreat なモノを生み出していける状態になるのではないかと考えました。
そこでやっと本題に入りますが、上述した「Be Cool. Be Hacker.」状態になるための技術について近藤の実践的な観点から書いていきます。
「3種の整え」が大事
近藤の所見としては、状態異常パラメタは主に「フィジカル・メンタル・脳みそ」の3つの箇所をケアをすることができていれば、解消できると考えています。適当に「3種の整え」と言っておきます。全体観は以下の図の通りです。
フィジカルとメンタルの両方が整った上で、脳みそを整えると、本当にGreat なモノを生み出す1点にフォーカスすることができます。
1. フィジカルの整え
まず、身体的な問題を解決します。
方針は、動物として自然な状態にすることです。
具体的には、運動・食事・睡眠をちゃんとします。
運動
毎朝ジャンピングジャックを30回します。
全身の運動になりますし、いつでも手軽にできるので圧倒的にハードルが低いです。また、そこそこ心拍数も上昇するので動物としての本能が目覚めます。
時々プリズナートレーニングをします。いわゆる自重トレです。ジムに行く必要がないので、どこでもいつでもできます。とてもハードルが低いです。
運動は、ハードルを下げつつ心拍数を上昇できるものが好きです。時々ダッシュもします。
食事
基礎代謝をこちらのサイトで調べます。私の場合は1703kcalです。
基本的に、長時間の運動をした日以外は運動によるカロリー消費はほとんどないに等しいので、基礎代謝をオーバーするかしないかくらいの食事を摂ります。
参考までに、三大栄養素のカロリーは以下です。
・炭水化物:4kcal/g
・タンパク質:4kcal/g
・脂質:9kcal/g
脂質が他の栄養素の2倍以上あるので、脂質は控えます。特にお菓子類。
(といいつつチョコレートはしばしば食べます。。。)
よくあるのは、米やパスタやラーメンなど(軽く1000kcalいきます)の炭水化物を大量に食べてしまって一気にカロリーオーバーすることです。(しばしばやらかします。。。)
対策としては、炭水化物を食べたくなった時に代わりに肉を食べることです。肉は大量に食べることが難しいので、結果的に摂取カロリーを抑えることができます。
睡眠
7, 8時間は寝ます。理想は23時-7時です。
まず、入眠の阻害要因を排除するために、SNSはスマホからアンインストールします。代表例:YouTube, Twitter, Instagram, etc.
こうすることで、ベッドや布団に入った後にスマホをいじる習慣がなくなり、良い入眠ができます。(といいつつも、スマホで漫画を読んだりしてしまうこともしばしば。。。)
次に、寝る前のストレッチをルーティーン化します。歯磨きのようなレベルで生活に組み込みます。毎回同じ手順でストレッチをするのが肝です。考えないでも実行できるようになれば完成です。
2. メンタルの整え
次に、精神的な問題を解決します。
方針は、精神的な負荷を吐き出せる場所を作ることです。
ジャーナリング・瞑想をします。
ジャーナリング
ノートとペンを使って頭に思い浮かんだものや思うことを自由に書き殴ります。最小で1ページが埋まるまでは書きます。
毎日書き出していると、心に負荷がかかっているかどうかが一目瞭然なので、自己のメタ認知ができて良いです。
誰に見せるわけでもないので、本当に自由になんでも書いています。見せられるページがなかったので、写真は載せられずです。。。
書き味や持ち運びのしやすさの観点から、モレスキンのラージノートとぺんてるのエナージェルを好んで使用しています。
瞑想
「アレクサ、15分タイマーをセット」と言って15分だけ瞑想します。
以前お寺で坐禅をしていたので、その一部分を切り取ったような形で実施しています。具体的には半跏趺坐(はんかふざ)で座って法界定印(ほっかいじょういん)を組みます。毎回同じ形と手順でルーティーンにしています。
いつでもどこでもできるので、ハードルがとても低いです。
これは人体をメタ認知できるきっかけになるので、メンタルが安定します。
(ちなみに結跏趺坐(けっかふざ)はできないです。。。)
3. 脳みその整え
最後に、脳内リソースの問題を解決します。
方針は、常に1つのことだけを考えれば良い状態にすることです。
先ほどのモレスキンのノートに、「明日やることリスト」と「明日やらなくていいことリスト」を夜のうちに記載します。
翌日になると、先ほどのリストが「今日やることリスト」と「今日やらなくていいことリスト」になりますので、順次実行していくだけです。
こうすると、何をやるのかが自明な状態でその日が始められるので、朝イチの新鮮な脳みその稼働が良くなります。また、その日の夜に明日のリストを作成するので、その日に得た情報をすぐさま明日の行動に反映することができます。ノートに記載してあれば忘れてもいいので、脳みそも楽をできます。
実行する際も、一つにフォーカスすることができるので、理想的には脳みその最大スペックを使うことができます。
まとめ
「Be Cool. Be Hacker.」は人と協力しながらGreat なモノを生み出していくための状態
しかし、自身の状態異常パラメタが阻害する
そこで、「3種の整え」が大事
フィジカルの整え:動物として自然な状態にする
メンタルの整え:精神的な負荷を吐き出せる状態にする
脳みその整え:1つのことしか考えないで良い状態にする
以上です!
もし誰かの仕事や生活の困りごとを解決するヒントになっていれば幸いです😇😎!
それでは良いお年を!