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明日の世界を手に入れる

このマガジンではスペキュラティブデザイン(問題提起をするデザイン)を中心としたこれから起こりうる未来予測に関する内容を中心とした記事集です。自己投資や自助努力が求めらる時代に、何…
このマガジンでは私竹鼻良文が10年以上かけて積み上げてきた経験と知見を駆使し、未来予測や独自コンテ…
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2020年2月の記事一覧

忘れさせないための"白シャツ理論•短パン理論"

思えば21歳からまちづくり(地域活動)と呼ばれる活動に従事して、もう15年になる。 学生時代は主に関西地方の街で活動を展開し、ディベロッパーや行政と一緒に活動を続け、まさに大人の世界で揉まれた経験を持つ。地域の自治会長に顔の近さ10cmで問い詰められたこともあれば、涙ながらに感謝されたこともあった。それらは全て今の僕の仕事の血や肉となって自分の支えとなっている。 25歳でフリーランスになり、自営業者としても多くの地域活動家としての側面を見せてきた。福岡県天神地区のど真ん中

読まれるための1%理論

個人的に"記事が読まれるための"HOW TO"や"人を集めるための情報発信方法"みたいな記事を書くのが苦手だ。 それは自分自身のnote記事がそこまでたくさんの人に読まれているという感覚が少ないからかもしれない。 それでもnoteを使い始めて2年が経ち、知見や経験は積み重なってきたように思う。その知見を自分の中で整理していた時、ふとあることに気がついた。たくさん読まれている記事には共通点があったことだ。 それは、

イノベーションの勘違い

今日はまず直球で言います。 イノベーションは簡単には起こせません!! そんなこと当たり前だ!っと思ったそこのあなた。あなたは無意識にイノベーションは簡単に起きると感じている1人かもしれません。 この記事を書き進めて行く前に、僕が考えるイノベーションについて少しだけご説明させていただきます。 僕が考えるイノベーションとは「自分の考えを元に何か行動に移したらその人にとってポジティブな状態が生まれる」ことを意味しています。wikipediaでは「それまでのモノ・仕組みなどに

デザインとアートにできる経済への手助け-小さなマインドセット-

「陶芸の世界を一気に衰退させた出来事がある!!」 そう熱く語ったのは、今やお皿一枚買うのに半年待ちの超人気陶芸家だ。彼は、という言い方をするのは恐縮してしまうほど、若かりし頃の自分を支えてくれた僕にとって偉大すぎる方でもある。 彼は陶芸の世界を心から愛している。人生すべてを陶芸に捧げてきたと言っても過言ではないだろう。そんな彼が言う陶芸を衰退させた出来事、それは 割れない陶器の開発•販売の開始 だった。 今話題の信楽焼。僕が個人事業主として独立した25歳から関わり