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パパのあれこれ手習い、ダーニング篇

竹紙新聞を読んでいただき、ありがとうございます。「ソーシャルなアクションをしたいな…」なんて考えると、なんだか頭がフリーズしてしまうソーシャル一年生いきです。
ほんと、ソーシャルなアクションってなんなんでしょうね? 普段の生活の中でちょっと出来そうなこと、やっていて楽しいことかどうかが大事な気がします。そうでないと続けられませんから。そんな立派なこと言ったとしても、果たして僕が紹介するようなことってあるのかしら…。

ところで、うちには未就学の男の子がいるのですが、彼のはくズボンの膝に、とにかく穴が開きます。小さな穴ならいいんですけど、ほっておくとだんだん大きくなってくるので裏から当て布したり。最終的には表にパッチあてて見たこともあるのですが、あんまり可愛くできないし…と思って、色々調べていたら、あるものなんですねー、修繕と可愛さの両方を満たすいい方法…!

それが「ダーニング」。イギリスで昔から伝わる繕い方らしいのですが、繕ったところがアクセントになって、逆に可愛らしいという一石二鳥なお直しです。そういう意味では、金継ぎと似てますね。まあ、とりあえずやってみようと思います。手始めに必要なものをリストアップすると、、、
・補修したい衣類
・刺繍針
・糸
・ダーニングマッシュルーム

マッシュルーム? なんだそれ。補修する布の裏側にあてるものらしいのですが、その形から「マッシュルーム」というそうです。こういうのが、修繕以前にいちいちくすぐられます。とはいえ、どこまで続けられるのかもわからないので、マッシュルーム買うのは後日にし、とりあえずはストックしてあったイケアのLED電球を使います。刺繍針と糸も妻が持っていたものを借ります。あとは補修したい衣類ですがいうまでもなく穴の空いた彼のズボン。

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※ところが繕う過程を撮影していなかったので、靴下で紹介します。

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さて、とりあえずやって見ます。基本的な考えたとしては、穴が空いたところに、糸を使った織物をかぶせるという感じ。なのでまずは縦方向に糸を張ります。穴を覆えたら、次は横方向の糸を織るようにかける。どうせなら色をかえてみます。そうすると…出来上がり。なんだ、そんな簡単な説明でいいのかっていうぐらい、作業としては簡単でした。でも楽しい!糸をかけているときはすごく無心になれるし、だんだん編み上がってくるとワクワクするし、これはいいです…! 

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ダーニング

なので、調子にのって色々やってみました。ニットの脇の下と肘に出来ていた穴、靴下の指先やかかと、さらにはカバンまで。
様子をみていましたが、いよいよマッシュルームも買いました。さて次は何を繕うかな…?



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