伝達の不備/作業の手間/出来栄え・・・それデジタルで改善してみせましょう!
私は北海道で小売の現場の最前線に立つ
たけちゃんさんです。
6月から43歳にして「学びなおし」ということでデジタルを活用した業務改善に取り組んでいます。
学習の過程で
「アナログでしか解決出来ない!!」と
思い込んでいた業務の数々がデジタルのチカラを
活用することで仕組みさえ作ってしまえば
従来何重も手間がかかっていた
業務がボタン一つで完了する
なんて可能性を感じています
ただ、それをするには私自身のスキルをさらに
向上させる必要があるのですが・・・(汗)
デジタルのチカラで解決したい三つのこと
いま小売りの現場で私が最も課題と感じるのはコミュニケーションです。
フェイスtoフェイスで全てを伝えられれば一番良いですが
私の出勤している時間に全ての従業員をカバー出来るわけがない。
各部署の責任者には伝えられても実務を担う末端の作業員まで伝わらない。
結果、日々二度手間、三度手間が発生する現状。
「話をしなくてよくしてしまおう」というわけでは
ないですがこうしたコミュニケーションの
エラーをデジタルのチカラを活用して解消したい!
というのが私の願いです。
まずは今回3つの重点課題に絞ったうえで
実際にそのツールを使用する従業員と
議論を交わすことで
より実践レベルにまで落とし込み
実現可能性を上げたいと思います
こちらはアイディアの源泉となった
従業員とのやり取りを記載した記事です。
アイディア① 野菜の鮮度チェックをデジタルで解決
選定理由
①お客さまへ鮮度不良品を渡さない→大前提
②新規入社者に対して明確な基準になる
③ツールを使用し学習することで結果スピード向上になる
どうやって解決する??
Teachable Machine(画像を学習させ判定するツール)に野菜の良し悪しを学習させNord redからLINEBotへ結果を送信する。
使用する側の視点
画像判定は良いアイディアだと思いますが時間がかかりすぎる
野菜だけでなく魚・肉も必要
鮮度だけでなく産地もわかるとよい
一つづつ確認するのではなく例えば箱に野菜を入れたら自動で良いものと悪いものを仕分けしてくれると助かる
画像判定だけでなく文章でも判定できると良い
実践レベルへの落とし込み
みんな「逆に作業の手間がかかる」点を懸念していましたね・・・
そうですよでね、特販日の火曜日なんて販売点数20,000点ですからね
ということは店頭には25,000点は陳列するわけで・・・
新人さんは逆に時間がかかってプレッシャーを感じてしまうかも
実用化に向けては少し検討が必要ですね
アイディア② あれどこにあるの?をデジタルで解決
選定理由
①新人従業員や該当商品の担当ではない
従業員が問い合わせを受けた場合
お答えするまでに時間を要してしまう
②今後訪れる労働力不足の時代に「誰でも簡単に」が重要
③新規入社者は商品陳列・補充の際に活用できる
どうやって解決する??
Teachable Machine(画像を学習させ判定するツール)に商品画像を学習させNord redからLINEBotへ陳列位置を送信する。
使用する側の視点
陳列位置だけでなく売価、規格、産地までわかると助かる
商品名だけでも検索できるようにして欲しい
単品だけではなく大分類でもわかると助かる(ソース等)
商品が無かった場合に入荷予定日もあると広がりそう
売場が移動した際に逆に効率が悪くなりそう
瞬間的にしか納品されない商品への対応は??
実践レベルへの落とし込み
アイデア①よりも改修次第で
実用レベルが上がりそうですね
生鮮まで広げるかは悩みどころではありますが
産地は欲しい情報なんですね!
売価/規格までは今の技術で対応可能。
アイディア③ 店内ポスター交換にまつわる業務をデジタルで解決
選定理由
①紙、口頭での指示など様々な形で
指示を出してきたが完璧に伝わったことがない。
②①の状態を防ぐために夜間責任者を
設けたが負担になってしまっている
③指示書作成、実行チェック
わからなくて右往左往する時間の解消
どうやって解決する??
PowerAutoMateとExcelを連携し適時Excelの更新しメールの自動送信
Googleスプレッドシートにベースの書式を作成し適時更新
Googleカレンダーと連携しリマインダー機能を使用しメール送信
いずれの場合もポスター画像と掲示期間を明示する
完了機能をどうするか??
使用する側の視点
新規入社者でも画像でわかれば迷わなくて済む
伝達の漏れはなくなると思う
メールよりもカレンダー機能でアクセスすれば必要な情報が記載されている方が使い勝手が良い
翌日の特売商品の情報も同じように出来ないか?
現状の一括掲示の仕組みではダメなのか?
実践レベルに落とし込み
完了報告機能を実装できれば使い勝手は良さそう
会社のスマートフォン(各グループ1台)では
LINEは使用できないので、どのツールであれば
通知が出来るかも検討必要
あとがき
今回アイディアを実践レベルに具現化するために
実際に使用する従業員とミーティングを行い
課題の選定理由や実装する内容については
実際のプロトタイプを使ってもらい伝えることで
より多くのフィードバックをもらうことが出来ました。
せっかく作成しても
使ってもらえなければ意味がないので
作成に向けてはコミュニケーションを
重ねていこうと思ってます。