「いったん落ち着こう」という選択肢
僕は割と、仕事している時に「あぁーどーしよどーしよどーしよ」と内心テンパることがよくあります。周りからその姿がどう見えているかは分かりませんが、そういったテンパることがあると、仕事が手につかなくなったりします。
この「テンパる」ということによって、冷静な行動・判断・コミュニケーションが出来なくなるので、なかなかタチが悪いなと個人的には思ってます。出来ればテンパることと無縁でいたいのですが、働いている中ではどうしてもそういう場面に遭遇してしまいます。
クソ忙しくても20分間何もしない
テンパったことで、冷静な行動・判断・コミュニケーションが出来なくなると、それはきっと生産性の低下に繋がるんだろうなと思います。ですが、そんなことよりももっと大事なのが「不安な状態は辛すぎる」ということです。
つい最近も、仕事でそんな状態を経験し、内心盛大にテンパってました。自分でも真面目だなと思うんですが、そういう時であっても「この状況はどうすればいいんだ?」と、なんとかしようとあれこれ考えたりするわけです。
ですが、そういう場合で何かを考えたとしても、良い結果にならないことがほとんどです(あくまで僕の場合は)そういったこれまでの経験を踏まえて、最近僕がやっているのが「何もしない」っていうこと。
これは「いったん他のタスクをやる」とか言ったことではなく「仕事の関しては本当に一切何もしない」ってことです。具体的には、約20分間、休憩室でコーヒー飲みながらインスタ見るなど、ある種の現実逃避とも取れる行動をします。「サボってないで働け」という声もあると思いますが、仕事のために「何もしてない」って感じです。すみません(何が
自分程度が考えたところで何も変わらない
エンジニアとしての僕は、お世辞にも優秀とは言えないけど、だからと言って全く持って何も出来ないわけでもないと思います。だから、ある程度のところまで物事を考えることはできる。
だけど、所詮「その辺にいるただの人」でしかない僕は、どこかで
自分程度が何かを考えたところで
何も変わりはしない
と、ある意味諦めてる部分があります。これは何も、自分自身を卑下しているわけではなく「抱え込むぐらいならさっさと諦めてラクになる」ということを大事にしているからです。
エンジニアは、仕事の性質上、何かを「考えていること」が多いです。「徹底的に考え抜くことに意味がある」と言う人もいますし、それはとても素晴らしいことだと思います。ただ僕自身は「辛くなるぐらいならさっさと諦める」と言うスタンスを取っている。それだけのことだと思います。
だから「あぁダメだこれはもう自分じゃ無理だわ」と思ったら、20分間何もしない、をすることにしています。
落ち着いてから考えればいい
ここまで書いといてなんですが、そもそもなんのために「何もしない」とか「さっさと諦める」とかをしているかと言うと、それは全て「ちゃんと結果に繋げるため」です。
極端な話、結果も求められず果たすべきことをしなくて良いのであれば、別にそのままテンパっていればいいのかなと思います。でも、テンパった状態をなんとかしたいのは、それはつまり「なんとか仕事を進めたい」と言う心情の現れだと思います。
そこが最終的なゴールなのであれば、戦略的に「何もしない」があっても別にいいんじゃないかと。冷静な判断や行動が必要、そのためにはまず「いったん落ち着こう」と考え「何もしない」を実施する。サボりでもなんでもないと思いますし、落ち着いた後に、また考えればいいのかなと思います。
周りの人にとって、20分何もしないことがどれだけのインパクトを伴うのかは分かりませんが、僕にとっては所詮20分。だったらテンパったままジタバタするのではなく、さっさと諦めて何もせず、いったん落ち着いた方が、平穏な気持ちで仕事もできるのかなと思います。
全ては気持ちの落ち着きから
1日と言う時間はみんな平等に24時間だけど、落ち着いて過ごす24時間と、落ち着かずソワソワした24時間、どっちがいいか?と言う話なんだと思う。
例えば本を読むにしても、どこかでソワソワしたり落ち着きがないと、頭に何も入ってこない。コーヒーを飲んだところで、なんだか味もよく分からないし、湯船に浸かっててもずっと考えごとをしてしまう。それが落ち着かず過ごす24時間。
例えそうなったとしても、平然と過ごせる人もいるかも知れないけど、僕は無理。僕は落ち着いた、穏やかな日々を過ごしていたい。だから全てにおいて気持ちの落ち着きを最優先する。「いったん落ち着こう」を最優先として、仕事も日常も過ごしていけるようになりたい。
今日はここまで
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