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氷見・魚市場でブリ丼を|富山でひたすら魚を食べる旅

富山で美味しい魚を食べる旅。(2024年12月)

ほんとうは研究の旅だったんですけど、あまりにも富山のお魚が美味しくて、途中から完全に「グルメ旅」にふりきってしまったわたしたち。やるからには徹底的に。

▼1日目に食べたもの

氷見へ!

2日目はレンタカーを借りて、あの寒ぶりの聖地(?)氷見ひみへ行くことにしました。

そう、富山の美味しいお店の前には必ず立てかけてあったあの青い箱。

駅前のお魚居酒屋にも「ひみ寒ぶり」の青い箱
二代目丸一の店先にも「ひみ寒ぶり」の青い箱

この箱が掲げてあるのはまさに「氷見の寒ぶりありまっせ!」のしるし。ぶりが大好きなわたしにとってこの箱はしあわせの青い箱。あの青い箱のふるさとへと、いざゆかん!

氷見ひみは、富山湾沿いの、能登半島の付け根のところにあります。富山湾は「天然の生簀いけす」と呼ばれ、新鮮なお魚たちの宝庫なのですが、富山湾をいけす(水槽)に例えたとき、底の方に位置しているのが「氷見」なのです。そりゃあもうブリンブリンの、ピッチピチのお魚ちゃんたちが集まるはずだわ。

能登半島の付け根のあたりが氷見

さあいざ、ぶりへ! じゃなかった、氷見へ!

立山連峰

車は富山の街中を出て、立山連邦を眺めつつ、富山からぐるりと富山湾を北上します。

立山連峰、うまく写真に撮れなかったけれどほんとうに美しかった。あんなに綺麗な山々が街中から見えるなんて! けっこう感動です。

富山県高岡市

途中、富山県高岡市へ立ち寄ります。

そう、ここも北前船で栄えた街なのです。

江戸時代後期に廻船商売で栄えた街、高岡。明治に入ってからもさまざまに商売替えをしながら、栄えていったようです。そのため街並には明治時代の洋館も多く見られました。

資料館の解説員さんがとてもいい方で、たくさんお話ししてくださって興味深いものもたくさんあったのですが、今回はぶりの旅なので、割愛します。またいつか、研究の旅シリーズなどでご紹介できたらと思います。

ほんとにとってもいい感じの街でした。研究的にもおもしろかったので、またじっくり行きたいな。

氷見魚市場へ

さあ、いよいよ楽しみにしていた氷見の漁港へ。

ほんとにこんな漁港なのに食堂があるのかな? と思ってしまうくらいに漁港。

防波堤の上に立山連峰
氷見魚市場

なんとこの漁港の、魚市場のなかに食堂があるのです。平日なのに、正午前にはもうすでにたくさんのひとが並んでらっしゃいました。

大人気です

「氷見寒ぶり」ののぼりが気分を盛り上げます。

ここが入り口です。

「魚市場食堂」達筆すぎて読めないのれん

階段をのぼると、魚市場が見渡せる空間に出ました。THE魚市場です。

ああ、この青い箱は! あの、ひみ寒ぶりです! ここが聖地なのか。君たちはここから来ていたんだね。すぐそこは海。美味しいはずだわ。

ひみ寒ぶりの青い箱 君たちはここから来ていたんだね

いかにもブリンブリンのお魚がぎっしり。ぜったい美味しい。

この魚市場を見渡す二階にお店はありました。

たくさんのひとが並んでおられるので、まずは整理券を受け取ります。メールを登録すると、番号が近づいたら知らせてくれるサービスがあるので、駐車場の車の中で待つこともできます。

整理券

車のなかで待つこと1時間…。

待っていてもすることがないので、港をお散歩してみたりしました。

めっちゃこっち見てる

番号が近づいてきたので、食堂の前で待つことに。

メニューを見ておきましょう。

氷見浜丼定食には「ブリは入りません」とあります。

氷見ブリ丼とどちらにするか悩みます。


やっと呼ばれました!

いざ、入店。

ひろびろとした店内はたくさんのお客さんでごった返していました。みなさん美味しそう。

魚市場にある食堂ですが、オーダーはタッチパネル形式、丼はロボット君が運んでくれるという未来感あふれる感じなのがおもしろかったです。

悩んだすえ、結局わたしは「氷見ブリ丼定食」に。夫は「氷見浜丼定食」にすることにしました。ちがうもののほうが分け合いっこできるしね。

丼定食には、土鍋の漁師汁がついてきます。土鍋っていうのがうれしい。

まずは、土鍋で漁師汁が運ばれてきました。魚のアラのお汁です。冷え切った体にあったかいお汁がしみる〜。ほわー。

土鍋漁師汁

さあ、まずは夫の「氷見浜丼」です。

どーん!

めっちゃ美味しそう。炙りのお刺身もある。

ちょっと食べさせてもらいましたが、ぷりっぷり。これはたまらん。炙りもいい。


そして、待ちに待ったわたしの「氷見ブリ丼」です!!!

どーん!

ぴかぴかしてて、もうたまらんのよ

炙りを含めて16枚のぶりたちが、まるで花びらのよう。美しい。美しいわ。

ひとくち食べるとこれがもう、ブリンブリンで、めちゃくちゃ美味しかった。

炙ってあるのも最高でした。

んまーい!

いっぱい待ったけど、悔いなし!

ありがとう、お魚さん


待ち時間は長かったけど、魚市場も見学できておもしろかったな。ひとがテキパキ働いて動いているところを見学するの、けっこう好きなんです。

たくさんのひとがテキパキと働いておられました。


ああ、楽しかった。


▼そうそう、じおらま富山というかわいいInstagramを発見しました。たぶんこの漁港だと思います。かわいい。


富山、かわいい街だったなあ。それに、魚がめちゃくちゃ美味しかった。

ぜひ、冬の富山を旅するときの参考にされてみてください。

※写真、情報は2024年12月のものです。お魚の旬などは時期により変動する場合があるかと思いますので、各自でご確認をお願いいたします!


富山でひたすらお魚を食べる旅でした!

ああ美味しかった!


▼関連note


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