リハビリカメラ散歩
訳あって10月のほとんどを身柄拘束されていた。ようやく暑さが緩み一番良い季節だった秋の盛りをふいにしてしまったということだ。拘束が解けたときにはすでに肌寒さすら感じる季節になっていて、もはや世間ではクリスマスの準備すら始まっている。なんてことだ!今年は秋桜もアサギマダラも観ていない。おまけに家に帰ってきたときには、大袈裟に言えば立っているのが精一杯なほど体力も筋力も落ちていて、とにかくこの体力をどうにかしないと仕事復帰もままならない。なので今日は動きたくない身体を動かすためにコンデジ一つ持ってリハビリカメラ散歩に出かけてみた。
実は他人さまのnoteを読んでいてすごく好みな色合いを見つけて自分のGR3をあれこれと弄ってみたのだが、それを試す前に拘束されてしまったので、今日が初撮影…。
結果は…、ちょっとコントラストが強すぎるかな、色合いも低彩度でなおかつコクのある色が欲しいなぁ…。本音を言えば写っているものが違い過ぎて自分の撮る絵は寂しすぎる。やっぱり写真は何が写っているかが一番重要な要素だよなぁというのが今日の感想だった。
僕の街、小さな地方都市なんだけど、昼間でも歩く人がいない。人が写り込むというのはそれなりに気は使うものだけど、全く居ないと絵にならない。
まず活気がないんだよね。ココは昼間は活動できないゾンビに支配されているのか?なんて昔見た映画の世界のようだ。この一点だけは強烈に都会に憧れるなぁ…。
ココはもう数分歩けば駅という場所、別にSLが走っているわけではないけど市の中心部に近い。歩く人はいないけどクルマはそれなりに走っている。ようするにクルマがないと移動もままならないというのが地方都市の現状なのだ。
これはドイツ製の機関車らしく、僕が生まれた頃にはまだ現役で走っていたそうだ。
左側に見えるのは山陽本線。気がつけば今日は4000歩ほど歩いていた。何だ、カメラ持てば歩けるじゃない?今日の収穫はそれくらいかな。やっぱり人間歩かないと…。