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急性腰痛への具体的対処法〜急性腰痛はとにかくシンプルに考える〜

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どうも!

柔道整復師のタケヒロです!

まず注意点を。

この記事のオススメの読み方
PCの方はそのままで大丈夫
スマホの方は画面ロックを解除して横向きにして読むのがオススメです。変な改行が減って画像も大きく表示されます。


はい、ということで急性腰痛についての記事です。


さて

どのくらいの人が一生のうちに腰痛を経験するかご存知ですか?



答え 84%



ほとんどの人が生きてるうちに腰痛を経験するというこの事実。


私たち運動器を取り扱う治療家にとって腰痛は避けては通れない道ということを意味していると思います。


そんな腰痛の中でもボス級なのがギックリ腰ですよね。

特に痛みが強いものだと患者さんは動けないこともしばしば…

もっとタチが悪いものだと膝下まで下肢痛バンバン出てたりするものまで。


もし目の前にこんな人が現れたら?↓↓

画像1

下肢痛ガッツリ、急性後弯変形まであるギックリ腰の患者さん



痛みや制限の原因なんだと思いますか?

椎間関節ですか?
それとも筋膜?
いや椎間板?
おそらく仙腸関節?
んー股関節?
やっぱり腸腰筋?
まさかの胸椎?
それとも全部に手出しますか?


仮に全部に手出して患者さんが良くなったとして

結局のところ原因て何なのかわかりますか?


いくつも手を出す=数撃ちゃ当たるなんですよ。


でもこれをやってしまうと改善にしろ悪化にしろ、何が原因なのかわからなくなるんですよね。

数撃ちゃ当たるって裏を返せば評価ができてないってことだと思います。


今回ご紹介する急性腰痛への対処はとてもシンプルです。

数は撃ちません。(アホか)


今回の記事を読むことで手に入るもの

・急性腰痛に対する自信
・急性腰痛の評価法
・急性腰痛がきた時に部下や後輩の前での落ち着き
・急性腰痛の症状の戻りを予防できるスキル


今回の記事がおすすめな理由

・ギックリ腰に落ち着いて対応し、正しい評価ができるようになるから
84%の人は死ぬまでに腰痛を経験します。運動器の治療家である我々が
腰痛に対応できないのは非常に損!というかマズい!


では目次です。

1.問診
 1-1.受傷機序から読み解く
 1-2.受傷からの経過を見つめる
 1-3.痛みの傾向を掴む
 1-4.Red Flagのスクリーニング
2.理学検査
 2-1.急性変形:前弯・後弯増強、側方シフト変形
 2-2.神経学的検査
 2-3.可動域検査
3.運動検査
 3-1.側方シフトの矯正は最優先
 3-2.ギックリ腰への介入手順


もちろん臨床の内容となっています。

この内容を覚えてもらえたら必ず臨床での助けになりますよ。

今回は独特の表現が多く登場します。

それらはこちらの記事で説明しているので今回は細かな説明は割愛させていただきます。


物療やテーピングなどの接骨院で行われている一般的(?)な治療法はいっさい登場しません。

自動運動(セクササイズ)のみでの急性腰痛への対処法をご紹介します。

そして色んな新発見をしてもらえたらなと思います。



1.問診

ギックリ腰だろうと何だろうと問診は必ず行います。

「正確な評価なくして正確な治療なし」です。


受傷日、受傷機序、受傷からの症状変化、症状のある部位、改善・悪化の傾向そして Red Flag を詳細に質問していきます。


参考までにぼくが使用する問診票を置いておきますね。

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