生理学を駆使して肩こりと向き合う
どうもどうも
シリーズ:タケフェッショナル第2弾です。
今回は肩こりについての内容になります。
第1弾の急性腰痛編はお読みいただけましたでしょうか?
ありがたいことにご好評をいただいております。シェイシェイ。
さて今回の肩こり編の内容に入る前に肩こりという言葉の定義の前提共有をしておきたいと思います。
我々セラピストの言う「肩」
一般の方々が言う「肩」
多くの場合で一致していません。
我々セラピストが言う肩は「肩関節」であることが多く
一般の方が言う方は「首すじ〜背中」であることが多いです。
日本整形外科学会のHPによると肩こりとは
とのことです。
今回の記事での肩こりの定義は以下とします。
この定義のもと話が進みますのでよろしくお願いします。
では少しづつ本題に入ります。
肩こりの状態の患者さんにおいて介入対象になりそうな筋肉は何があるでしょうか?
ま、色々あると思います。
個人的に肩こりの人で表層筋がものすごく緊張している人は少ない印象があります。
(僧帽筋下部は緊張してる人多いかもですね。)
続いて原因ですが、これも日本整形外科学会のHPによると
とのこと。
ようは不良姿勢、運動不足、ストレスってことですよね。
ただここで思考が止まっていたらぼくらセラピストの存在価値は低いかもしれません。
ここから肩こりが起こるメカニズムを深堀して他とは違ったより効果的な介入をしていく必要があると思います。
肩こりは繰り返すから対処療法しかないと思うなら肩こり患者さんからするとあなたの存在価値は限りなくゼロに近いかもしれません。
では日本整形外科学会ではどのような治療をするのか見てみましょう。
※日本整形外科学会HPより引用
予防は
治療は
とあります。
どう思います?
全部対処療法に思えませんか?
終いには安静と薬物?
肩こりって炎症症状なんでしょうか?
100歩譲って運動はまだ分ります。
となると我々セラピストは何をしたらいいのか?
これをやろうじゃありませんか。
ということで目次です。
前半は筋骨格ベースの話なのでとっつき易いと思います。
後半はそこに生理学の話が混ざってきますので楽しくなってくると思います。
肩こりも急性腰痛同様になるべくシンプルに考えます。
有料部分に入る前に注意点です。
1.首から見る肩こり
肩こりをみる上で外せないのが首です。
頚椎や頭蓋から肩甲骨、肋骨に付着する筋肉は多いですよね。
冒頭の肩こりの定義でも言ったような部位に当たります。
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