博物館ってどんなとこ?【博物館オタ活日記#5】
皆さんこんにちは!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部に通いながら、「最前線で遺す」をモットーに様々な遺す活動をする大学生荒井健です!
今回は、この日記のキーワードである「博物館」ってどんなとこ?ということで、博物館がどのような施設なのかお話していこうと思います。
博物館の定義は曖昧
博物館の定義は非常に様々です。
例えば、「博物館法」では、
国際博物館会議(ICOM)では、
など定義する機関によってやや違いがあります。ただ、大まかに言えば、
「有形と無形の遺産を研究し、収集・保存・解釈・展示する機関であり、一般に公開されているもの」であるといえるでしょう。この定義に基づけば、文化や自然科学の博物館のみならず、美術館や一部図書館、水族館に動植物園が含まれるんです。ちなみに、私の博物館オタ活日記では狭義の博物館をあつかっています(とはいえ、水族館とかも好きなのでもしかしたら扱うかもしれないです)。
博物館の役割
では、そんな博物館の持つ役割は何でしょう?
先ほどもあげましたが、「収集(蒐集)」「保存・保管」「調査・研究・解釈」「展示・普及」の4つの役割があります。私たちが触れるのはほとんどが「展示・普及」の側面ですが、それ以外にも資料を収集し、保管、その資料を用いた調査・研究が裏側で行われています。その過程の成果を我々は展示というかたちで触れています。ちなみに、国立科学博物館は500万点の資料・標本を収蔵してますが、常設展の展示資料は2万数千点で全体の1%にも満たないため、資料ベースで言うと私たちの触れる「展示・普及」という側面は博物館の役割のほんの一部なのです。
博物館の種類
博物館は資料や設置者によって様々な種類に分けることができます。
今回は、資料の種類から分類してみたいと思います。文化庁の博物館総合サイトによると、「総合博物館」「歴史博物館」「美術博物館」「科学博物館」「動物園」「水族館」「植物館」「動植物園」「野外博物館」などがあげられています。
他にも、「産業(史)博物館」などもあるように思います。
博物館の扱う資料は様々だなとわかりますよね。
まとめ
いろんな情報でごちゃっとしてしまいましたが、博物館は、資料を収集→保存→研究→展示する施設です。そして、博物館は非常に広義で、様々なものが対象になっています。そのため、いろいろなジャンルの博物館があります。ぜひ自分の興味のあるジャンルの博物館を探して、足を運んでみてください。そして、ぜひ博物館の世界に足を踏み入れてみてください!
なお、この記事を読んでみて、もっと博物館のことを知りたいという方は、以下のサイトや本を見てみてください。今回参考にしたサイトもあります。
それでは、皆さんよい博物館ライフを!