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円谷特撮感想

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本マガジンは、私が視聴・閲覧した円谷プロダクション製作特撮作品の感想集である。
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2023年10月の記事一覧

ウルトラマンブレーザー 第16話「恐怖は地底より」

藤垣市御茶ノ崎地区市街地再開発事業区域地下には、モグージョンの巣がある。
モグージョン(肉食)の最大の武器は両腕で、そこから扁桃体を刺激する光を発することで、浴びせた人などに彼らが嫌ったり恐れたりするものの幻覚を見せることができる。輝明はおはぎが嫌いで、恵美は自分自身を恐れ、そして、弦人は部下の死を恐れている。なお、恵美は輝明達に励まされたことで、自分自身に対する恐怖心を克服した。
輝明達は仕事熱

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ウルトラマンブレーザー 第15話「朝と夜の間に」

そう言えば、前話でエンディング テーマが変更されたな。
本話は「子供の秘密基地」回である。
アラタ(面倒くさいオタク)とその妹であるツムギは、母親の米国への転勤により、米国に引っ越すことになった。それゆえ、アラタはジュンに自分の秘密基地を見せたかったわけである。
本話で、ガヴァドンが登場したが、タイプBには変化しなかった。しかし、ガヴァドンは居眠りしているだけでも、社会に混乱を引き起こす。しかも、

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ウルトラマンブレーザー 第14話「月下の記憶」

本作の主題は、「問題だらけの組織で、自分の正義を如何にして貫くか」になってしまった。
V99はバザンガやゲバルガを地球に送り込んだ黒幕と思われるが、GGFはV99に対抗するためにデルタンダルを開発したと思われる。
第66実験室(現在でも最高機密)でのデルタンダルの開発には、蒼辺樹(たつき、恵美の父親、烈の親友)が研究員として、土橋佑が最高責任者として、関わっていた。弦人は土橋を警護していた。
恐ら

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ウルトラマンブレーザー 第13話「スカードノクターン」

本話はSKaRDの視点からの回想回である。
杏梨はキーボードの上で居眠りしたせいで、現在まで戦闘記録を纏めることができなかった(泣)。
1999年にGGFが撃墜した隕石、バザンガ、および、ゲバルガは同じ惑星の出身らしい。
恵美と杏梨は現在まで余り話をしたことが無い。
恵美がGGFに採用された経緯はある意味、木暮美佳子『コードネームミラージュ』のそれに近い。
弦人でさえも、ブレーザーことをよく分かっ

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