どこでも誰とでも働けるを読んでみた

尾原和啓さんが著者のどこでも誰とでも働けるを読んでみた感想をnoteに書かせていただきます。

目次 どこでも誰とでも働ける
第1章 どこでも誰とでも働ける仕事術
第2章 人生100年時代の転職哲学
第3章 AI時代に通用する働き方のヒント

本書籍のテーマであるどこでも誰とでも働けるという言葉は、以下のように定義されている。

意味1 どんな職場で働いたとしても周囲から評価される人材になる
意味2 世界中どこでも、好きな場所にいながら、気の合う人と巡り合って働ける

上記のような人材になるためにはどのようなことを意識し、スキルを身につける必要があるのかなど様々なことが書かれています。

■これからの仕事で活躍できるのは、プロジフェッショナルになることだけ
→今後は社会やビジネスのインターネット化が一層進むことが考えられる。インターネット化が進んだ社会では、個人と法人の受発注のマッチングなど、需要と供給が直接マッチングする機会が増える。そうなった時に個人に必要なのは自分の責任で、自分の仕事を「公言する」ことである。自分は何ができて、何ができないのか、それをしっかり相手に説明し、成果を出すことができれば、その人はプロフェッショナルである。今後はプロフェッショナルな人材になることでどこでも誰とでも働ける人材になる事ができる。

■自分のスキルを細分化して副業で稼ぐ
個人で稼いでいくには、会社に依存せず、会社以外でも自分の居場所を確保する必要がある。しかし、「副業」と聞いて、とりあえずクラウドソーシングに登録しようかな、と考えている人は、きっとそこに並んでいる単価の安さにびっくりして、二の足を踏んでしまうのではないだろうか。クラウドソーシングサイトは、単純作業やプログラミング、デザイナーなどの特定の業務内容に偏りがちだ。
アメリカは、リモートワーク先進国と呼ばれている。アメリカでのリモートワークは、プログラミングやデザインなど以外にも、離れて仕事をしている人たちを束ねるプロジェクトマネージャーや何かトラブルが起きたときに先方と対応して調整する人など、様々な仕事内容がリモートで出来るようになっている。これはつまり、日本のオフィス勤務のホワイトカラーが日々やっていることである。よって、何か業界に特化したスキルがない人でも、自分が既に持っているスキルを細分化して、その中でも高く売れるものだけをお金に交換する事が可能ということである。

■生き残りのヒント「1日1%の改善」
楽天の創業者三木谷さんの言葉が本書で紹介されています。
「1日1%の改善」
どんなことであれ、毎日1%ずつ改善をしていくと、1.01の365乗で、1年で37.8倍くらいになる。毎日1%の改善を続ける人は、1年で37倍程成長するということである。ここで「成功の考え方」が登場する。努力と仕事の結果は比例関係ではない。最初のうちは、努力してもなかなか結果に結びつかない。他の人も同じように努力していて、差がつきにくいからである。
ところが、諦めずに努力を続けると、あるレベルを超えた瞬間、急激に伸びる瞬間が訪れる。大抵の人は99.5%努力をした段階で諦めてしまう。残りの0.5%、最後の最後まで粘って努力し続けた人だけが、結果をごっそり独り占めできるという理論だ。


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