FlipGridでコンテスト
またまた、FlipGridネタです。日常的にMicrosoft社のTeamsを使用しているのですが、あまりにも日常的すぎてなかなか記事にならない気がして……気がつくと書いていることはFlipGridばかり……。まぁ、追々他の実践も書くようにしていきます。
で、今回のFlipGridネタですが、FlipGridを使ってコンテストをしてみようという物です。といいつつも、実はそれほど大したネタではありません(^_^;)
内容
子供たちが発表した動画を評価して、優秀賞を決定。表彰する。
目標
・プレゼンテーションを視聴者の立場に立って評価することができるようになる。
・優秀とされる動画を見ることによって、ゴールを意識して発表をすることができるようになる。
・子供たちのモチベーションを上げる。
と、表向きはいろいろありますが、要は楽しく学習できると良いかなぁと言う感じのノリです。目標の3つ目が本音ですね。
今回は、4年生の算数「面積の求め方」で実践してみました。
こんな感じです。
FlipGridの発表に関してはこちらの記事をどうぞ
方法
やり方は簡単です。いつものようにトピックを立てて、子供たちに投稿して貰います。その時に、「これはコンテストであり優秀者は表彰します。」と宣言(もしくはトピックに記載)しておけば良いだけです。
しかし、たったこれだけのことですが子供たちの動画作成に対するモチベーションはかなり上がります。
審査方法
審査方法は色々考えられますが、今回は私の独断と偏見で決めました。理想は、あらかじめ動画作成におけるルーブリックを渡しておき、それを意識しながら動画を制作。そして、そのルーブリックを元に各々が相互評価して、その合計点で優秀者を決定。なのですが、いかんせんこの取り組みにかける時間が足りませんでした。これは次回への課題としておきます。
子供たちには、気になる動画3つ以上の動画を見てコメントを残るように伝えています。1学年ともなると90名を超えるので、流石に全てを見るのは難しいと思います。となると、表示させるサムネイルも重要な要素となってきます。子供たちの中にはサムネイル用の画像を制作する強者も出てくるはずです。
発表方法
私が実践した時点では、クラスごとにグループをつくっていたので、他のクラスの投稿を見ることができませんでした。そのこともあり、優秀者の発表は、FlipGridのMixtapeという機能を使いました。これは、選択した投稿動画をまとめて表示することができ、URLさえ分かっていれば、誰でもアクセスする事ができるものです。もちろん、パワードを設定することもできるので、セキュリティー的にも問題はありません。Mixtapeの使用方法は、こちらの記事で詳しく触れていますので、ここでは省略します。
優秀者の発表と同時に、サティフィケイトも用意しました。私はこれが重要と思っていて、できるだけ本格的なモノを作るように心がけています。その方が、子供たちも喜びますし、次へのモチベーションにも繋がります。
まとめ
競争を促すことを嫌がる方もいらっしゃいますが、頑張った子供を褒める機会はできるだけ作ってあげたいと思っています。結果的にも今回のコンテストは、盛り上がりましたし、ねらい通りサティフィケイトは好評でした。毎回となるとしんどいですが、できるだけこういった機会は作りたいと改めて思いました。
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