人生のコマを前に進めるためのちょっとしたコツ
今日は「人生のコマをひとつ前に進めるためのコツ」ということで書いてみたいと思います。
人生を歩んでいると「うまくいかないなあ」ってとき、ありますよね?
目の前に壁が現れる。行き詰まる。
そういうとき、人は立ち止まってウンウン悩んだり、ああでもないこうでもないと考えたりしてしまいます。
そうやって悩む時間も大切かもしれませんが、「どうにもならないな」というときに前に進むための方法があります。
困ったら助けてもらう、ということ
結論から言うと、それは「助けてもらう」ということです。
「そんなことか」と思われてそうですが、案外やっていなかったりするものです。
前に進めないときほど、なぜか自分の力で何とかしようとしてしまう。ぼくもけっこうそんな性格でした。
でも、うまくいく人ほど他人の力を借りています。
手伝ってもらう。人を紹介してもらう。相談する。アドバイスを受ける。そうやって、助けてもらうのが上手な人がうまくいっているような気がします。
ぼくも会社員時代は「うまくいかないな」というとき、一人で悩んだり、いろいろ試行錯誤して、なんとか自力で乗り越えようとしていました。
でも、独立してからは悩んでいる時間がなくなりました。というか、早く解決しないと食えなくなってしまうんです。
ということで、自然と助けを借りるようになりました。
「どうやったらビジネスがうまくいくのかな?」と悩んだら、経営アドバイザーの方に話を聞いたり、すでに先を歩いている経営者の方にアドバイスを求めるようになりました。
税のことに関しては税理士さんにお願いするようになりましたし、契約書を作るときは弁護士さんに相談するようになりました。人手が足りなくなったら、業務委託をお願いしたり、社員を雇うようになりました。
するとものごとがどんどん前に進むようになったんですね。
あたりまえかもしれませんが、これがぼくにとっては「パラダイムシフト」になったような気がします。
これまではうまくいかないとき「自力で前に進まなきゃいけない」と思いがちだったのですが、そうではないんだと気づいたわけです。
本を読んでもいいし、人に聞いてもいいし、誰かに頼ることだってできる。
もちろん、なんでもかんでも「助けて」と言いまくってはダメかもしれません。お金も払わず、こちらから何も提供せずに、求めてばかりいては、誰も手を差し伸べてくれなくなるかもしれません。
でも自分の仕事をがんばって、自分の価値を高めたうえで誰かを頼ってみると、けっこう手を差しのべてくれたりするものです。
助けてもらうことを恥じることはない
「助けてもらう」というのは、シンプルなことなのですが、意外にできていなかったりします。
なんとなくプライドが邪魔をしたり、恥ずかしいという思いがあったり、申し訳ないという思いがあったりする。
でも素直に頼ってみると快く応えてくれる人はたくさんいます。
そもそもこの世界は、誰かを支え、誰かに支えられながらできあがっているわけです。自分の人生だって、ここまで来るためにものすごく多くの人に助けられてきました。
極端なことを言えば、自分の親がいなければ生まれていなかったわけですし、誰かが学校をつくってくれなければ教育も受けられなかったわけです。
いつのまにかいろんな人に助けられて今の自分がいる。
であれば、今後も誰かに助けてもらいながら前に進むというのは、なんら恥ずかしいことではないはずです。
人生で大切な「腕を磨くこと」「手を繋ぐこと」
そう考えてみると、人生において、特にビジネスにおいて大切なことは、たった2つだということに気づきます。
ひとつは「腕を磨く」ことです。
これはあたりまえですよね。自分の強みを磨くこと。スキルを磨いていくこと。そうやって自分の価値を高めていくのは大切です。
そしてもうひとつが「手を繋ぐ」ことです。
手を繋ぐこと。つまり、誰かに手を差しのべてもらうことです。あるときは、誰かに手を差しのべることです。
そうやって助けたり助け合うことで一緒に前に進むことです。
この「腕を磨くこと」と「手を繋ぐこと」ができれば、きっと人生も仕事もうまくいくんじゃないかなと思うのです。
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