Kindle出版について
こんにちは。高月香里です。
思い立って今日はKindle出版についてお伝えしようかと思います。
自己紹介で私はKindleから2度出版を果たしたことをお伝え致しました。
私の場合ですが2度とも、感情に違いがあれど、胸の中に溜まったものを表出する欲求に駆られて『出版』という仕方に至りました。
1作目を出版するのには、Facebookからの繋がりでおふたりの先生のお力をお借りしました。
おひとりは英語の本を150冊以上出版されていらっしゃる晴山陽一先生でした。
晴山先生は『晴山塾』という講座を立ち上げられ、私はその晴山塾の何期生かの塾生となったのでした。私の同期には他に6人いらしたと記憶しております。
晴山先生の講義を5日間ほど受講したかと思います。私には不要だったなと思えるものもありました。といいますのも後になって気付いたのですが、私以外の方々は、何を書きたいのかがまだ決まっておらず、ただ「本を出したい」という希望が先行し塾生になられたようでした。
元々晴山塾も、自分が何を書きたいのかを抽出するところから始める塾であるようでした。講義はそういったプログラムの構成になっておりました。
ですので、私は書きたいこと、書き出したいことは既に頭の中にしっかりと入ってましたので、講義に参加していましたが半分以上は他の塾生さんたちのお話を聞くだけになってしまったのです。
晴山先生の講義が終わるとおふたり目の先生の講義に移りました。出版プロデューサーである小見先生の講義でした。そこでは、実際のKindleへの出版の仕方、印税の振込銀行の設定などを教わりました。
おふたりの先生の受講が終わり、やっと執筆することになりました。
私にとっては溜まっていたものを時系列に並べて言語化文章化し、余計なことは考えず、ただ丁寧に綴っていくだけでしたので、2ヶ月ほどで完成しました。
ですが、いちばん大事な事がまだ残っていました。
それは、『装丁』です。表紙の作成でした。
タイトルも帯の文言も各自が考えるものでしたが、私は帯の文言を考えられずにいました。イメージは浮かんでも、これといった具体的なものが出て来ませんでした。
晴山先生を前に、10分くらい黙りとして考えましたが、見かねたように晴山先生が口を開かれました。
「例えばだけれども、こういうのはどうだろう」
さすが晴山先生です。私にはこの文言は出て来ようがありませんでした。
文字の色や字体、文字の間隔、写真の大きさ等を晴山先生が小見先生に指示されパソコン画面にて表紙の完成となりました。
中身も勿論大事ですが、読者が真っ先に目にするのはこの『表紙』です。それは紙の本にとって重要であるのと同等にKindleでも重要視されるのだそうでした。
ちなみに晴山塾は、受講から出版まで25万円でした。
もうひとつ、とても大切なものを晴山先生はプレゼントしてくださいました。私がお願いしたのですが。
『高月香里』、このペンネームです。
私の名前は晴山先生が考えてくださったのです。私の作品と私自身のイメージにピッタリだとおっしゃって。
私はこの名前がとても気に入っています。お気に入りですので、Facebook以外のSNSのアカウントはこの名前で統一しているほどです。クラブハウスでも使用しております。
クラブハウス全盛期の頃、あるテノール歌手のかたとお話しする機会があったのですが、私のこの名前を見て「本名ですか?とても良いお名前ですね」と言っていただけたのですよね。本当に嬉しかったです。
クラブハウスではKindleの話にもなりました。クラブハウスのプロフィールに私はKindle出版している旨を書いておりますので、お話した方は目にしてくださり、自然にKindleの話になることがありました。
(あのメンタリストDaiGoさんとお話したときも、DaiGoさん見てくださって「凄いですね〜」とおっしゃってくださいましたよ)
クラブハウスでの続きになりますが、毎朝やっておられたあるルームのモデレーターのかたと仲良くなり、「高月さんそういえばKindle出版されてるんですよね。実は僕も文章が沢山溜まっていて、そろそろ出版とかしたいなと思ってるんですよね」と言ってこられました。
私は迷わずKindle出版をお勧めしました。「文章が揃っているのでしたらすぐにでも執筆可能ですね。でも表紙だけはどなたか専門家にお願いされるのがよいと思いますよ」とだけアドバイスしました。
数ヶ月後、「出来ました。出版します」と連絡をくださいました。やはり表紙はKindleにお詳しいひとにお願いしたとおっしゃってました。加えて、「出版を記念してクラブハウスでルームを開きたいのですが聴きにきてくださいますか」と言ってこられましたので喜んで伺いました。
そしてなんとそのクラブハウスでのルームにより、彼の作品はAmazonで1位になったのでした。どうやって1位になるのかを目の当たりにし驚きました。とても簡単だったからです。
もちろん誰かの協力が必要ですが、応援してくれる人がいるならきっとどなたでも1位になれると思いました。
私は晴山塾から1作目を出版させていただきましたが、2作目は表紙だけお願いしようと小見先生を再び訪ねました。小見先生は快く引き受けてくださいました。
そして私がイメージしていた通りの表紙を作ってくださいました。私の心情を深く汲み取っていただけたと感じ入りました。
それがこれです。
最後にお伝えしたいのは、Kindle出版は無料で出版出来るということです。それに、書く内容に対して誰からも何も言われません。完全に自己満足でよいのです。
実は2作目を書く前、クラブハウスで佐々木正明氏(佐々木成三氏の兄)に相談させていただいたのですよね。こういった被害に遭ったのですがと。
そうしましたら正明氏は、このnoteへの投稿を勧めてくださったのでした。今いちばん人々が読んでいるのはnoteだと思われるとおっしゃって。
しかし私は当時このnoteの存在を知りませんでした。故に馴染みもありませんでしたので、それだったらと思い、経験のあったKindleを使うことに決めたのでした。
今後Kindleから出版する予定は全くありません。
しかし、人生まだまだ何が起こるかわかりませんのでね。
最後までお読みくださりありがとうございました。