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シューベルト『鱒』ピアノ五重奏〜チプリアン・マリネスク氏と仁美夫人の共演

こんにちは。高月香里です。


2024年が今日で終わりますね。

今年はこのnoteで、お伝えしたかったクラッシック音楽、演奏家について、知ってほしい欲望のままにご紹介できたかと思います。


今後もそのようなスタンスでご紹介できればと思います。来年もよろしくお願い致します。


今年最後にご紹介したいものがこちらです。

私のバイオリン元師マリネスク氏とマリネスク氏の奥様仁美夫人(ビオラ)との共演の動画です。

マリネスク氏はこの演奏会の数日前、「シューベルトはバイオリンが弾けなかったから彼のバイオリンパートは難しい」とおっしゃってました。(奏者のことを考えない運指になっているの意)

難しいと口にされてはいたものの、素晴らしい演奏家ですから、素晴らしいものになっております。

第4楽章がお馴染みのメロディーですので、それだけでもお聴きいただければと思います。22:32からです。


この楽曲『鱒』は、ズル賢い漁師が魚を獲る様を現しているそうで、「悪い男に引っかからないように」という意味があるとのことです。

人は時々『魚』に例えられますね。

「釣った魚に餌をやらない」
「逃した魚は大きい」
「死んだ魚の目をしてる」

そんなことを考えて聴くと面白いかもしれませんね。


今年は大変お世話になりました。ありがとうございました。皆さま良いお年をお迎えくださいませ。


そして、人生に素敵な音楽を。


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