成熟社会の息苦しさ
おはようございます!
画竜点睛を欠くということわざがあります。
物事の完成させるためには、
最後の仕上げまできちんと
しなければならないという意味です。
仕事の完成度を上げるために大切なことで
最後まで気を抜かないでいこうと
私も時々思い浮かべる言葉です。
ただ物事には裏表があり、
あまりにも完成度が高く洗練されていると
息苦しさを覚えることもあるのでは
ないでしょうか?
私はあります。
例えば、学校受験や就職活動のプロセス、
社会に出てからの大組織の中での過ごし方
などです。
そのプロセスはとても効率的で、
洗練されていて
非のうちどころがないのですが、
息苦しさを感じます。
特に、社会が成熟してくると
各分野でのアウトプットや
プロセスでの完成度が
上がってくると思います。
各分野でのゲームのルールが
それほど変わらない中で
努力が積み重ねられるのですから
当然です。
成熟社会は、洗練されているけど息苦しい。
そのように感じます。
よく日本に閉塞感があるといわれますが、
それには二つの意味があると思います。
一つは成長しないということと
もう一つは、
今述べた洗練されすぎていることへの
息苦しさです。
ブリコラージュという言葉が
昔にはやったようですが、
もう少しズレとか揺らぎ
といったものをとりいれたほうが
サステイナブルになるのではないでしょか。
今日もよろしくお願いします。
安島