日本を訪れる海外の人
おはようございます!
私は、日本外国特派員協会の会員です。
日本に来る外国人記者の集まりです。
欧米はもちろん、中国、ASEAN、インド、
中近東、アフリカなど、
様々なところから来ています。
そこで行われる記者会見では、
外国人記者の質疑応答がとても楽しく
参加しています。
外国の人はそんなところに関心があるのだ
と驚きや気づきが満載なのです。
しかし、協会の運営は苦しそうです。
何故なら、日本を取材に訪れる記者が
減っているからです。
過去の日本なら、経済を中心に、
What’s Japan?
と世界の関心を集めていましたが、
今はJapan Passingの時代です。
日本に記者を送るなら、
中国、インドを優先するのです。
さみしい気もしながら、
記者会見に参加しています。
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一方で、外国人の観光客は右肩上がりです。
オーバーツーリズムと言われる問題が
起こるほどの盛況ぶりです。
円安の影響も大きいですが、
コロナ前の水準に戻り、
まだまだ増えそうな勢いです。
日本の経済・政治への関心は
薄れてきましたが、
日本の自然・文化への関心は
うなぎのぼりです。
海外特派員は減りますが、
海外観光大使は増えるかもしれません。
日本の自然や文化を海外に伝える人たちを
迎えたら、
海外特派員協会の運営も少しは楽になり、
魅力を増すかもしれません。
日本を訪れる海外の人たちも、
時の流れにそって変わっていくのでしょう。
今日もよろしくお願いします。
安島