作品より人が気になる
おはようございます!
高倉健さんを回想する本を読んでいます。
正直に申し上げて、
高倉健さんの映画が
特段好きなわけではありません。
八甲田山と黄色いハンカチくらいしか
見たことがありません。
でもとても気になるのです。
あのたたずまいから、
何を考えて生きてきたのだろうと
興味を掻き立てられます。
回想を読むと、
コーヒーが好きだったとか。
若いころに、
進駐軍の兵隊さんが飲むコーヒー店で、
出がらしの二番煎じしか飲めなかったが、
出がらしのコーヒーを飲むために、
東京から横須賀・横浜に通っていたようです。
みやこわすれという花が好きで、
季節外れの時に
少ないみやこわすれの花束を渡されて、
目に涙をためていたことに気づき、
びっくりしたなどの回想が書かれています。
回想している人の想いが
こもりすぎている気もして、
本当の高倉健さんは
何を思っていたのだろう
とますます興味を掻き立てられます。
*
こうした、
その人の作品にはあまり関心はないが、
人が気になって仕方がない人は
何人かいます。
たとえば、
吉永小百合さん、矢沢永吉さんなどです。
吉永小百合さんは、
毎日の運動を欠かさないようで、
腹筋やスクワットを100回はするとか。
それは高倉健さんに教わったようです。
作品には関心があまりないので、
申し訳ないと思いながら、
その人のことが気になるとは、
何なのでしょう。
そういえば、
三波春夫さんがシベリア帰りだ
と知ったあたりから、
こうしたことが気になるようになりました。
今日もよろしくお願いします。
安島