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猫の首に鈴

おはようございます!
 
「猫の首に鈴を付ける」
という言い方があります。
 
目上の人や、年配の人に対して、
言いにくいことを言いに行くことですね。
逆鱗に触れて、返り討ちにあってしまう
かもしれません。
 
「猫」と何の関係もなければ、
失うものはないので簡単に言えます。
言えますが、何の関係もないのですから
「猫」は言うことをきかないでしょう。
やはり、何らかの関係がある人が、
言いにいかなければなりません。
「猫」の目下の人や、
「猫」に世話になった人が
言わなければ
このことわざは成り立ちません。
 
私も少しですが、
そうせざるをえなくなったことがあります。
結構、つらいものがありました。
一週間前から頭を離れなくなり、
「鈴をつける」時のことを考えると
口の中が乾き、
気が付けば、食も細くなってしまいます。
「鈴をつける」時には、
すでに疲労困憊しています。
 
「猫」には言われるだけの理由が
たくさんあるので、はたからすると
言われてあたりまえのことなのです。
 
しかし、「鈴を付ける」ほうからすれば、
世話になったことがあり、
頭をあげられない「猫」です。
この辛さは、経験した人でなければ
わからないかもしれません。
 
しかし、見方を変えれば
そんなひどい「猫」であっても、
世話になったと思ってくれる人がいる
ということです。
世話をしてあげた人がいるから、
いま、「猫」でいられるわけです。
世話をしたことがなければ、
「猫」にすらなれない
と考えることもできます。
 
私は、「猫」になる資格があるのだろうか
と思い返してしまいました。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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