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ゆっくり育つ効用

おはようございます!
 
ブラタモリで屋久杉を取り上げていました。
 
屋久杉は本州の杉と同じ品種だそうです。
本州で樹齢500年を超えるのは
難しいそうです。
 
しかし、屋久島では500年は小杉と呼ばれ、
1000年近いものがたくさん育っています。
 
理由は年輪の幅を見るとわかるのですが、
本州と比べて屋久島のそれはとても狭く、
スギの体幹ともいうべきものが
しっかりとしています。
 
花崗岩が多い島で栄養を取るのが難しく、
少しずつしか成長できない代わりに、
硬く倒れにくい杉に育つそうです。
 

 
企業でも年輪経営を
標榜しているところがあります。
 
かんてんぱぱをつくっている
伊那食品工業です。
 
少しずつでよいから
成長を続けることを目指し、
逆に一気に拡大することを戒めています。
 
トヨタの豊田章男さんも師匠と仰いでいて、
多くの経営者が訪れています。
 
いたずらに成長を追わない企業としては、
サンフランシスコ発祥の
音響のドルビーもそうでした。
 
ドルビーさんは、
音とサンフランシスコを愛している
技術者が集まればそれでよい
といったことを話していたそうです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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