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きれいな字を書く人

おはようございます!
 
私は字がきれいではありません。
 
小学校までは、
ゆっくりですが丁寧に書いていたので、
見られた字でしたが、
中学から黒板の字を書き写す量が増え、
早く書くためか字が汚くなった
と母親に言われたことがあります。
 
仕事仲間に一人、達筆な人がいて、
いつもきれいだなあと
うらやましく思っています。
 
さて、党首選で候補者がご自身の主張を
手書きでパネルに記すことがあります。
 
人のことは言えませんが、
誰一人きれいな字だと
思える人はいません。
 
小中学校できれいな字を書きましょう
という教育はされていないのでしょう。
 
日本語も、
今はタイプで打つことがほとんどですし、
会議の議事録は音声から
自動で記録されるようになりました。
 
字は「書く」ことがなくなったのです。
 
綺麗な字という概念も
なくなっていくのでしょう。
 
さみしい気もしますが、
それが世の流れなのです。
 

 
字だけでなく、
素養というか、教養というものも
エリートから欠落してきました。
 
ひと昔なら、古典や歴史を会話の端々に
ちらりと感じさせられましたが、
最近はほとんど感じなくなりました。
 
博識として、披露する人はいますが、
教養がにじみ出ていると感じさせる人に
私は会うことがなくなりました。
 
しかし、
そういう素養や教養はこれからも
大切にされていくと私は思います。
 
そう考えると、きれいな字というものも
見直される可能性があります。
 
かのSteve Jobz氏は若いころ、
カタグラフィーという
文字の美的な側面を勉強し、
それがフォントとして私たちの生活に
浸透しています。
 
綺麗な字もどこかで
復活してくるかもしれません。
 
 
そんな話を
中高時代の国語の恩師に話したら、
私の字を見て、字は書き終わりの
はねる、とめる、はらうを
きちんとするだけで、
きれいに見えてくると教えてくれました。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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