権力の取扱説明書
おはようございます!
大好きな仲間がいます。
若い頃、一緒に仕事をし、
何度も徹夜を共にしました。
ナイスガイでとても気分の良いやつです。
彼は、ある日地元に帰って、
地元の発展に寄与したいと言い、
帰って畑を耕したり、
魚を取ったりしていました。
地元に馴染んだのでしょう、
皆に押されて、市長になりました。
しばらくして、
彼の地元を訪れる機会がありました。
タクシーに乗り、市長の評判を聞くと
、素晴らしいと皆が話していました。
皆の話は聞くし、
市のために国や県に掛けあってくれる
、地元の景気もだいぶ良くなったと。
さすがだと、脱帽しました。
その彼は3期12年市長を務めて、
4期目に臨んでいましたが、
僅差で落選してしまいました。
アンフェアなことも色々あったようです。
そして、彼は
まだやり残したことがあると
悔しさを滲ませていました。
きっと素晴らしい実績を
4期目も果たしたと思います。
ただ私は、
ちょうど良い潮時なのではないか
と思っていました。
16年は長すぎると思うからです。
どんな良いことをしていても、
権力は腐敗します。
皆に惜しまれて、
良い塩梅だと、思いました。
彼は、権力を離れても、畑や海に戻り、
皆と良い仕事を続けているようです。
私は、勝手に、自慢の仲間だと思っています。
古今東西、日本や、中国、ロシアに限らず、
権力を手放したくない人は多いものです。
今日もよろしくお願いします。
安島