桜の花がきれいな訳
おはようございます!
皆さんは、どのような桜が好きですか?
私はこのような桜が好きです。
青い空を背景に、
枝が黒く映え、
ピンクの花が咲き誇り、
花びらが風に舞っている、
そして、雨上がりで花粉に悩まされず、
心おきなく花を眺められること。
こうした良い条件がそろうのは
数年に1回くらいです。
私の近所では、今年がその1回でした。
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好みを言えば、葉の緑はいりません。
そういえば、桜は黒い枝に、
いきなりピンクの花が咲きます。
それが良いのですが、
なぜだろうと調べてみました。
なるほど、理由がありました。
桜や梅も、花を咲かせる養分が、
根や枝に蓄えられるのだそうです。
その蓄えられた栄養を使って咲くのです。
だから、葉がなくても、
枝からいきなり花が咲くのです。
梅は、2月に花が咲き、6月に実を付けます。
6月の時には、同時に、葉が生い茂ります。
この時に、果実に栄養が行くのか、
枝葉に栄養が行くのかで、
競争が起こるそうです。
ですから、
果実に栄養が行き過ぎると、
枝葉の栄養が少なくなり、
翌年の花を咲かせる蓄えが少なくなり、
収穫が減ってしまいます。
実家の梅の木は
隔年で実をつけるのですが、
こうしたことが原因だったようです。
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企業にも、
蓄える時期と、投資する時期があり
などと考え始めましたが、
きれいな桜を前に、
野暮なことはやめようと思いました。
今日もよろしくお願いします。
安島