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病院経営の透明性

おはようございます。

経営の質を高めるには透明性が欠かせません。

広く社会からお金を集める上場企業の活動は
インサイダー取引を防止するためからも
かなり情報公開が求められています。

売上がどのくらい増えた・減ったとか
利益がいくらになりそうだとかのみならず、
業績に影響を与えそうな取引や提携は
瞬時に公開されます。

これらの情報を使って、
企業を横並びに比較する第三者が大勢いて、
株式投資をする方は日常的に利用しています。

それが会社の切磋琢磨を促すわけです。

病院経営も、アメリカなどでは、
かなり情報が公開されています。

上場していない病院でも、
数百もあるクリニックチェーンは
1クリニックずつの医療成績を公開しています。
チェーン内クリニック間の切磋琢磨のみならず、
他のチェーンとの切磋琢磨も促されます。

実は日本でも、
かなりの情報が公開されています。

厚生労働省のHPを深く見ていくと、
全国の病院の一つ一つの
医療スタッフの配置状況、
医療機器の保有状況、
行っている細かな治療内容、
患者さんがどのルートで入院し、
どのルートに退院しているのかなどなど。

残念ながら、
それらはあまり知られていないようです。

見やすい内容を見やすいところに
どんどん公開して、切磋琢磨を促してほしい。

今日もよろしくお願いします。

安島

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