一緒にやっていこうという演説
おはようございます!
経営コンサルティングが
入札にかけられるようになって
14-15年たつでしょうか。
時には、
最終クライアントは誰だか言えないが、
一次入札に参加しませんかと仲介企業から
声がかかるようになりました。
その環境で育った経営コンサルタントは、
〇〇します。△△もします。金額は××です、
と他の応札者と並べられることになります。
これを、同僚が
「NHKのど自慢大会のようだ」
と批判しました。
経営コンサルタントはクライアントを
まな板の上に乗った鯉をさばくように
する仕事です。
それを自分がまな板に乗って、
「〇〇番、歌います!」
とやっては本末転倒だと言いました。
全くその通りだと反省しきりでした。
*
さて、党首選が始まりました。
候補者の話をすべては聞いていませんが、
NHKのど自慢を見ているようです。
田中角栄氏の評価は割れますが、
少なくとも演説は、
のど自慢ではありませんでした。
〇〇はやる。一所懸命やる。
しかし、皆さんも努力してください。
楽してよい暮らしはできない。
そのような論調が多かった気がします。
今の党首選でも
一緒に頑張ろうくらいのことは
言ってもよいでしょう。
今日もよろしくお願いします。
安島